特許
J-GLOBAL ID:200903047023178496

廃熱利用装置を備える冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-150490
公開番号(公開出願番号):特開2007-322023
出願日: 2006年05月30日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】冷凍サイクル200とランキンサイクル300とで凝縮器220を共用するものにおいて、ランキンサイクル単独稼動時に圧縮機を起動してもランキンサイクルが正常に機能する廃熱利用装置を備える冷凍装置を提供する。【解決手段】冷凍サイクル200とランキンサイクル300とで凝縮器220を共用するものにおいて、制御装置500は、ランキンサイクル300の単独稼動が所定時間継続している状態を検出した場合には、圧縮機210の起動が必要であるとして、まず圧縮機210を起動したと仮定した場合の凝縮器220における予想冷媒流量を算出し、これが所定流量を超えると判定した場合にはランキンサイクル300の回転数を低減させて、その後圧縮機210を起動する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
圧縮機(210)、凝縮器(220)、膨張弁(240)、蒸発器(250)が順次環状に接続されて形成される冷凍サイクル(200)と、 前記凝縮器(220)が共用されて、この凝縮器(220)、ポンプ(330)、発熱機器(10)の廃熱を加熱源とする加熱器(310)、膨張機(320)が順次環状に接続されて形成されるランキンサイクル(300)と、 前記冷凍サイクル(200)の稼動および前記ランキンサイクル(300)の稼動を制御する制御手段(500)とを有する廃熱利用装置を備える冷凍装置において、 前記冷凍サイクル(200)を停止して前記ランキンサイクル(300)のみを稼動させる前記ランキンサイクル(300)の単独稼動に関連する所定の条件を満足する所定状態を検出する所定状態検出手段(500、S140)と、 前記ランキンサイクル(300)の所定の通常回転数での単独稼動の際に、前記圧縮機(210)を作動させたと仮定した場合の前記凝縮器(220)における予想冷媒流量(Grsum)が所定流量(Grcond)を超えるか否かを判定する流量判定手段(500、S150、S160)とを備え、 前記制御手段(500)は、前記所定状態検出手段(500、S140)により前記所定状態が検出された場合には前記圧縮機(210)を作動させると共に、前記流量判定手段(500、S150、S160)により前記予想冷媒流量(Grsum)が前記所定流量(Grcond)を超えると判定された場合には、前記所定状態において前記圧縮機(210)を起動する際に前記ランキンサイクル(300)の回転数を前記通常回転数より低減させることを特徴とする廃熱利用装置を備える冷凍装置。
IPC (5件):
F25B 1/00 ,  F25B 27/00 ,  F02G 5/04 ,  F02G 5/00 ,  F01P 3/20
FI (8件):
F25B1/00 399B ,  F25B27/00 B ,  F25B1/00 341U ,  F25B1/00 361D ,  F25B1/00 371A ,  F02G5/04 K ,  F02G5/00 B ,  F01P3/20 G
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 廃熱利用装置を備える冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-227006   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 熱サイクル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-118576   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 内燃機関の廃熱利用装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-098461   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
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審査官引用 (5件)
  • 熱サイクル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-118576   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 内燃機関の廃熱利用装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-098461   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
  • ランキンサイクル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-216425   出願人:本田技研工業株式会社
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