特許
J-GLOBAL ID:200903047025129611

面内異方性の小さい硬質缶用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-257047
公開番号(公開出願番号):特開平8-120348
出願日: 1994年10月21日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、面内異方性の小さい硬質缶用鋼板の製造方法に関する。【構成】 重量%で、C:0.15%以下、Si:0.04 %以下、Mn:0.6%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下 、Al:0.15 %以下、N:0.01%以下を含有する連続鋳造鋼片について、熱間圧延を行い、得られた熱延鋼板を酸洗した後、第一回目の冷間圧延を行い、次いで再結晶連続焼鈍を行った後、第二回目の冷間圧延を行って硬質缶用鋼板を製造する方法において、第一回目及び第二回目の冷間圧延の圧下率R1、R2を連続鋳造鋼片のC 含有量及びMn含有量と製品鋼板の硬度レベルS及びランクフォード値の面内異方性△rの目標値に応じて、下記(1)式及び(2)式により定める。R2=a+b・S--?@ , R1=(e-d ・R2-△r)/0.093--?Aa:調質度と鋼成分により決まる定数、b 、e、d : 鋼成分により決まる定数。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.15%以下、Si:0.04 %以下、Mn:0.6%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Al:0.15 %以下、N:0.01%以下を含有する連続鋳造鋼片について、熱間圧延を行い、得られた熱延鋼板を酸洗した後、第一回目の冷間圧延を行い、次いで再結晶連続焼鈍を行った後、第二回目の冷間圧延を行って硬質缶用鋼板を製造する方法において、第一回目及び第二回目の冷間圧延の圧下率を連続鋳造鋼片のC 含有量及びMn含有量と製品鋼板の硬度レベル及びランクフォード値の面内異方性の目標値に応じて、下記(1)式及び(2)式により定めることを特徴とする面内異方性の小さい硬質缶用鋼板の製造方法。【数1】【数2】ここにおいて、R1:第一回目の冷間圧延の圧下率、R2:第二回目の冷間圧延の圧下率、S:製品鋼板の硬度レベルの目標値、△r:ランクフォード値の面内異方性の目標値、a: 製品鋼板の調質度と連続鋳造鋳片のC 含有量により決まる定数、b 、e :連続鋳造鋳片のC 含有量、Mn含有量により決まる定数、d : 連続鋳造鋳片のC 含有量により決まる定数、
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06

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