特許
J-GLOBAL ID:200903047032851020

知覚モデルに基づく音声信号符号化方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-064825
公開番号(公開出願番号):特開平6-075590
出願日: 1993年03月02日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 改善された知覚モデルを用いて、高品質符号化方法を提供する。【構成】 高品質の音声信号の符号化は、チャネル間冗長度およびチャネル間音響心理を利用する知覚フィルタバンク符号器により達成される。知覚原理を使用し、入力標本からなる正常ウインドウと短ウインドウとを切替えることにより、入力信号、特に、急激なアタックを有する入力信号に対して出力信号の品質を改善する。切替えは、信号状態に応じて、左右チャネルの符号化といわゆる和差チャネルの符号化との間でも行われる。
請求項(抜粋):
左チャネルおよび右チャネルの信号セットからなるステレオ音声信号の入力セットを符号化する方法において、(a) 左右チャネルの信号セットのそれぞれに対して、前記入力系列の周波数内容を表わす第1信号セットを形成するステップと、前記第1信号セットが、複数の周波数帯のそれぞれの振幅情報および位相情報を表わす信号からなり、(b) 前記第1信号セットのそれぞれに対して前記周波数帯のそれぞれのランダム度を決定するステップと、(c) 前記第1信号セットのそれぞれの周波数に伴う力分布に基づいて、および、前記第1信号セットのそれぞれのランダム度に基づいて、周波数の関数としての調性関数を形成するステップと、(d) 前記ランダム度に基づいて、前記左右チャネルの信号セットのそれぞれの第1知覚しきい値を決定するステップとからなることを特徴とする知覚モデルに基づく音声信号符号化方法。

前のページに戻る