特許
J-GLOBAL ID:200903047034856356

空気調和設備の省エネルギー改善の方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-056840
公開番号(公開出願番号):特開2005-214608
出願日: 2004年01月31日
公開日(公表日): 2005年08月11日
要約:
【課題】在来の大規模ビルに多く見られるターボ冷凍機と各階AHU方式の省エネルギー化改善を50%を越す高い省エネルギー化性能をもって実現し、かつ、テナントの移動などを全く必要としない改造方法を提供する。【解決手段】ターボ冷凍機の冷水温度レベルを14°C程度まで引き上げて、蒸発温度を10°C以上に高めると同時に冷却塔も2倍程の容量に増強し、凝縮温度を38°C程度にさげて、圧縮比を小さくし、冷凍機のCOPを50%近く向上する。除湿は外気系統で別の冷凍機付き外気調和機を各AHUに備え、温度と湿度の独立制御を行う。大型化した冷却塔で年間5カ月に及ぶフリークーリングが可能。【選択図】図2
請求項(抜粋):
空気調和設備において水冷式凝縮器をもつターボ冷凍機の冷水出口温度を在来10°C以下で使用していたものを、この冷水を使用して被空調室内からの戻り空気の冷却を行う主空気調和機の熱交換器においてドレンが発生しない程度、即ち、除湿能力が生じ難い11°C以上の温度まで上げ、主空気調和機の熱交換器では主として顕熱冷却のみを行い、除湿に関しては前記主空気調和機への外気取り入れダクトの途上に、外気専用の水冷式凝縮器をもつチラーと直接接触式の主熱交換器を持つ外気調和機を新たに設置して、前記冷水を前記外気調和機の予冷熱交換器に使用した後に、前記チラーの水冷式凝縮器を通過せしめて、前記チラーを運転し、換気の目的に応じた風量で被空調室内の除湿を十分に図れる露点温度まで外気を冷却除湿するに必要な温度の冷水を前記直接接触式の主熱交換器に循環供給して外気の冷却除湿を行うようにし、空調負荷の大部分を占める顕熱冷却のための前記ターボ冷凍機の蒸発温度を上げることによって同機の圧縮機の圧縮比を小さく抑え、除湿のみを別の冷凍機を使用して必要な蒸発温度まで下げて運転し、顕熱冷却と除湿とを別々に制御して空気調和を行う事を特色とする空気調和設備の省エネルギー改善の方法。
IPC (2件):
F24F5/00 ,  F25B1/053
FI (2件):
F24F5/00 101Z ,  F25B1/053 J
Fターム (1件):
3L054BF02

前のページに戻る