特許
J-GLOBAL ID:200903047035664310

画像データの符号化方法及び復元方法並びに装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-218269
公開番号(公開出願番号):特開平7-075105
出願日: 1993年09月02日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】複数の多値画像を複数の画素からなるブロックに分割してブロック内の画素を直交変換して符号化する画像データの符号化方法および復元方法並びに装置に関し、単位時間当りに伝送可能な符号量に制限があっても、復元画像に離散的な動きや背景部分などでのブロック状ノイズを起さないようにする。【構成】画像変化のあるブロックを有効ブロックとして検出し、有効ブロックを複数含むマクロブロックに対し、有効ブロックの出現頻度に従った順序より、或いは予め決めた順序により、マクロブロックの符号化順序を決定して、マクロブロックごとに符号化を行なう。符号化データは、マクロブロックの順序情報と符号情報を順次伝送する。このとき符号量を監視し、予め定めた閾値をオーバしたら符号化を中止し、次の画像の符号化に移行する。復元側には、画像中の変化の大きい部分のマクロブロックから順番に符号化データが送られて復元され、符号伝送量の制限から途中で符号化を打ち切っても、人間が特に注視する部分から画像が復元されるため、離散的な動きや背景のブロックノイズは起きない。
請求項(抜粋):
連続する画像ごとに(m×n)個の画素を含むブロックに分割して符号化する画像データの符号化方法に於いて、基準となる画像(1)を保持する基準画像保持過程と、現在、符号化対象となっている画像(2)を保持する画像保持過程と、現在の画像(2)と前記基準画像保持過程で保持した基準画像(2)とを比較し、変化のあったブロックを有効ブロック(3)として検出する有効ブロック検出過程と、画像を構成する複数のブロックを所定数のブロックごとにまとめて複数のマクロブロック(4)を設定し、各マクロブロック(4)ごとに符号化順序を決定する符号化順序決定過程と、前記順序決定過程で決定したマクロブロック(4)の順序に従って前記画像保持過程で保持した画像(2)の画素アドレスをブロック単位に発生するアドレス発生過程と、前記アドレス発生過程で発生したアドレスにより前記画像保持過程で保持した画像の画素(2)を読出してブロック単位に符号化する符号化過程と、前記符号化順序決定過程で決定した順序情報(5)と前記符号化過程で変換した符号情報(6)を組合せた符号化データ(7)を出力する符号出力過程と、前記符号化過程による符号量が1画面分を符号化する前に予め閾値を越えた時、或いは前記符号量が前記閾値を越える前に1画面分の符号化を終えた時に前記符号化過程による符号化を中止して次の画像の処理に進む符号化終了過程と、を備えたことを特徴とする画像データの符号化方法。
IPC (4件):
H04N 7/30 ,  G06T 9/00 ,  H03M 7/30 ,  H04N 1/41
FI (2件):
H04N 7/133 Z ,  G06F 15/66 330 C
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-283886
  • 特開平3-210878
  • 特開平2-044860
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審査官引用 (4件)
  • 特開平3-283886
  • 特開平3-210878
  • 特開平2-044860
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