特許
J-GLOBAL ID:200903047037646964
車両のアンチスキッドブレーキ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-176629
公開番号(公開出願番号):特開平8-040241
出願日: 1994年07月28日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 アンチスキッド制御手段により低μに応じたアンチスキッド制御が行われているときに、高μ路との誤判定による車輪のロックを防止することができる車両のアンチスキッドブレーキ制御装置を提供する。【構成】 車輪の回転速度を検出する車輪速度検出手段と、ブレーキ油圧を調整する油圧調整手段と、走行路面の摩擦係数μを少なくとも低μか高μかの2段階に分類して推定する路面摩擦係数推定手段と、上記車輪速度検出手段で検出された車輪速度および上記路面摩擦係数推定手段により推定された路面摩擦係数の上記段階に基づいて上記油圧調整手段を作動させてブレーキ油圧を周期的に増減するアンチスキッド制御手段とを備えた車両のアンチスキッドブレーキ装置において、所定の車速以下の低速走行中に、上記アンチスキッド制御手段により低μ路に応じたアンチスキッド制御が行われているときには、高μ路に応じたアンチスキッド制御への移行を禁止する禁止手段を設ける。
請求項(抜粋):
車輪の回転速度を検出する車輪速度検出手段と、ブレーキ油圧を調整する油圧調整手段と、走行路面の摩擦係数μを少なくとも低μか高μかの2段階に分類して推定する路面摩擦係数推定手段と、上記車輪速度検出手段で検出された車輪速度および上記路面摩擦係数推定手段により推定された路面摩擦係数の上記段階に基づいて上記油圧調整手段を作動させてブレーキ油圧を周期的に増減するアンチスキッド制御手段とを備えた車両のアンチスキッドブレーキ装置において、低速走行時には、高速走行時に比較して、上記路面摩擦係数推定手段による路面摩擦係数の高μ側への推定を制限する制限手段が設けられていることを特徴とする車両のアンチスキッドブレーキ装置。
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