特許
J-GLOBAL ID:200903047039309841

非一様メモリ・アクセス・マルチプロセッサ・システム用オペレーティング・システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163515
公開番号(公開出願番号):特開平9-237215
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ハードウェアアーキテクチャの抽象概念を階層ツリー構造で与え、アドレス透過のメモリ移動などメモリ資源の継ぎ目のない扱いを支援する。【解決手段】 階層ツリー構造は、ジョブ・プロセッサ1〜8を表わすリーフ・ノードと、全てのジョブ・プロセッサによって共有される少なくとも1つのシステム資源16を表わすルート・ノードと、ジョブ・プロセッサの異なる組み合わせによって共有される資源10〜13を表わす複数の中間レベル・ノードとを含む。オペレーティング・システムは、システム全体に分散されているアクティブなスレッド群の進展を監視し、衰退スレッド群を補助する中期スケジューラと、各々ジョブ・プロセッサの1つと関連付けられ、その状態を監視し、その実行スレッド群を得る複数のディスパッチャとを含み、更に複数のメモリ・プールおよびフレーム・トレジャリを用いて仮想および物理メモリを割り当てる。
請求項(抜粋):
種々のプロセスを実行する複数のプロセッサと、各々前記プロセッサの異なる組み合わせによって共有される複数の共有資源とを含むハードウエア・アーキテクチャを有するマルチプロセッサ・システムのためのオペレーティング・システムを具現化するプログラム・コードを収容したコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記オペレーティング・システムは、前記マルチプロセッサ・システムのハードウエア・アーキテクチャの抽象概念を維持するステップであって、前記プロセッサに対応し階層ツリーの最低レベルに位置付けられる複数のリーフ・ノードと、前記プロセッサおよび共有資源の全てによって共有される共通資源に対応し前記階層ツリーの最高レベルに位置付けられるルート・ノードと、前記共有資源に対応し前記階層ツリーの少なくとも1つの中間レベルに位置付けられる複数の中間ノードとを有する階層ツリー構造の形状で、前記プロセッサと共有資源との物理的構成を表現する、前記抽象概念を維持するステップと、前記階層ツリーの各ノードについて実行キューを形成するステップであって、リーフ・ノードと関連付けられた各実行キューは前記関連するプロセッサに親和化されたアクティブなプロセスを識別し、残りのノードの1つと関連付けられた各実行キューは、前記ノードと関連付けられたリソースを共有する前記プロセッサの群に親和化されたアクティブなプロセスを識別するように、前記実行キューを形成するステップと、および前記プロセッサの動作を監視し、前記プロセッサが実行するために、前記実行キュー内で待ち行列をなすプロセスを選択するステップと、から成る方法を実行する、前記オペレーティング・システムを収容することを特徴とする前記コンピュータ読み取り可能媒体。
IPC (2件):
G06F 12/02 540 ,  G06F 15/16 370
FI (2件):
G06F 12/02 540 ,  G06F 15/16 370 N

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