特許
J-GLOBAL ID:200903047048091840

燃料棒の端栓及びその溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-265882
公開番号(公開出願番号):特開平8-129090
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 温度低下による管の延性低下や溶接領域の材質劣化を防止する。【構成】 端栓15は、管内径よりわずかに大きい最大外径の圧入部16と管外径にほぼ等しい外径の溶接部17との間にV字形の凹部19を形成する。端栓15の圧入部16を管内壁に圧入させ、溶接部17の先端側傾斜面17bを管の端面1aに当接させた押圧状態で、抵抗溶接して、内側膨出部6を凹部19と管内壁との空間20に充填させる。燃料棒の、燃料ペレット7が当接する一方の端部では、圧入部16のγ発熱によって原子炉稼働時の温度低下が小さくなる。他方の端部では、圧入部16による高温状態のために、管中に溶け出した水素が溶接領域4に移動するのを阻止できる。
請求項(抜粋):
被覆管の端部に、抵抗溶接法によって溶接される燃料棒の端栓において、前記端栓は、被覆管の内側に位置する圧入部と、この圧入部の外側に位置し且つ被覆管に溶接される溶接部とからなると共に、前記圧入部と溶接部の境界外周に凹部が形成されてなることを特徴とする燃料棒の端栓。
IPC (3件):
G21C 3/10 ,  B23K 11/00 550 ,  G21C 21/02

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