特許
J-GLOBAL ID:200903047052661422

三相ブラシレスモータの駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-115721
公開番号(公開出願番号):特開平5-316785
出願日: 1992年05月08日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【構成】出力スイッチング素子6のパルス幅変調信号によるチョッピングによりモータ電流を制御しモータ19の回転数を制御する三相ブラシレスモータの駆動回路において、パルス幅変調信号を生成する三角波信号と同期する内部クロック信号とパルス幅変調信号とをエッジ合成器23によって該信号のエッジを合成する一方、モータ19の磁極位置を検出するホール素子の出力信号をフィルタ付きの差動増幅器10によってフィルタリングし該信号を前記エッジ合成器の出力信号を用いて判定器9によりオンオフ判定する回路構成。【効果】三相ブラシレスモータの駆動回路をモノリシック化した際、出力スイッチング素子のチョッピングにより発生するノイズによって、モータの磁極位置を検出するホール素子出力信号が影響を受けることがなく、駆動回路のノイズ耐量が向上する。
請求項(抜粋):
交流電源を整流し並列接続されたコンデンサにより平滑してなる直流電源と、スイッチング素子とダイオードを逆並列接続してなるアームをフルブリッジ接続して前記コンデンサに並列接続してなる三相主回路と、モータの速度偏差に基づいて前記主回路の対アームの少なくとも一方のスイッチング素子のオンデューティ比を調節するパルス幅変調信号を生成する速度制御回路と、三相ブラシレスモータの磁極位置を検出する位置検出素子出力の位置検出信号にあわせて前記各相のスイッチング素子をそれぞれ順次オンオフ制御する信号を生成し、前記速度制御回路から出力される制御信号にあわせて各スイッチング素子駆動回路に分配する相分配回路とを含んでなる三相ブラシレスモータの駆動回路において、前記三相主回路、速度制御回路並びに相分配回路をモノリシック構成とした場合における前記位置検出素子が出力する位置検出信号に重畳する主回路スイッチングノイズに対して、差動増幅器及びコンデンサによって構成されるノイズ除去回路と、前記主回路のスイッチングタイミングと同期させて位置検出信号のハイローを判定する回路とからなるスイッチングノイズ除去回路を備えたことを特徴とする三相ブラシレスモータの駆動回路。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-247290
  • 特開平4-067759
  • 特開平3-270677

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