特許
J-GLOBAL ID:200903047055448355

防爆型の密閉電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-346742
公開番号(公開出願番号):特開平6-196139
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 電流を遮断した後、安全弁を開弁する。【構成】 密閉電池の安全弁は、電池内の圧力上昇に伴い変形する導電性の弁体2と、所定の圧力になると破断して開弁される可撓性薄板2Aとを備える。弁体2を通過した電池内のガスが可撓性薄板2Aを押圧して破断する。弁体2は、外装缶10の開口部を閉塞する状態で中間接続体に接続されている。電池の内圧が上昇すると、弁体2が中間接続体から切り離されて一部が破断され、破断された開口部を通過して電池内のガスが可撓性薄板2Aを押圧して破断する。【効果】 弁体を破断するまでは弁体をガスが通過しない。破断された弁体を貫通して電極内のガスが可撓性薄板を破断する。このため、電流を遮断した後に安全弁が開弁される。
請求項(抜粋):
所定の圧力になると開弁して電池内のガスを放出する安全弁を内蔵し、安全弁が、電池内の圧力上昇に伴い変形する導電性の弁体(2)と、所定の圧力になると破断して開弁される可撓性薄板(2A)とを備え、弁体(2)を通過した電池内のガスが可撓性薄板(2A)を押圧して破断するように構成された防爆型の密閉電池において、弁体は、外装缶(10)の開口部を閉塞する状態で発電素子(7)に接続された中間接続体に接続されており、電池の内圧が上昇すると中間接続体から切り離されて一部が破断され、破断された開口部を通過して電池内のガスが可撓性薄板(2A)を押圧して破断するように構成されたことを特徴とする防爆型の密閉電池。

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