特許
J-GLOBAL ID:200903047060043363
低移行性塩化ビニル系樹脂シート
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保田 千賀志 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-171908
公開番号(公開出願番号):特開平5-338101
出願日: 1992年06月07日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 塩化ビニル系樹脂(特にペースト)を原料として製造されるシートであって、該シートに配合される可塑剤の移行や溶剤による抽出を抑制した、いわゆる低移行性塩化ビニル系樹脂シートを提供する。【構成】 可塑剤として、高分子量のポリエステル系可塑剤と、化学構造が嵩高(バルキー)な3〜6のカルボキシル基を有する単核芳香族カルボン酸のカルボン酸エステル系可塑剤とを、1:9〜9:1(重量比)の割合で併用する。高分子量のポリエステル系可塑剤を単独使用した場合の問題である塩ビペーストの粘度上昇と、バルキーな上記単核芳香族カルボン酸のカルボン酸エステル系可塑剤を単独使用した場合の問題である塩ビペーストのゲル化特性の悪さを、両可塑剤の併用による相乗作用により解消し、製造容易で、かつ良好な製品状態で、低移行性の塩化ビニル系樹脂シートを得ることができる。
請求項(抜粋):
可塑剤として、ポリエステル系可塑剤と3〜6のカルボキシル基を有する単核芳香族カルボン酸のカルボン酸エステル系可塑剤とを1:9〜9:1(重量比)の割合で併用してなることを特徴とする低移行性塩化ビニル系樹脂シート。
IPC (7件):
B32B 27/30 101
, C08J 5/18 CEV
, C08K 5/12
, C08L 27/06 KGZ
, C08L 27/06 LEB
, C08L 27/06
, C08L 67:00
引用特許:
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