特許
J-GLOBAL ID:200903047063995756

超音波近接スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富村 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-175034
公開番号(公開出願番号):特開平5-206824
出願日: 1992年06月10日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 共通の導線により一括接続した超音波近接スイッチの自動的な同期化を並列または直列に可能にする。【構成】 制御モジュール4とレリーズ出力端3との間に回路8を設け、この回路8が同期化パルス7、12によりレリーズ出力端3の電位変換を行う。超音波近接スイッチ1又は2によりそのレリーズ出力端3に生じる電位状態「低」は共通の導線11を介して他の近接スイッチに導かれる。共通の導線11が低電位にある限り近接スイッチは送出準備状態になく、高電位に変化されてはじめて並列同期化又は直列同期化が可能となる。
請求項(抜粋):
共通の導線(11)を介して少なくとも1つの第2の超音波近接スイッチ(2)と接続可能なレリーズ出力端(3)を有し、また入力端(5)および出力端(6)を有する制御モジュール(4)を有する超音波近接スイッチ(1)において、制御モジュール(4)によりその出力端(6)に超音波近接スイッチ(1)の送出準備ができていることを報知する第1の同期化パルス(7)が発生可能であり、入力端(5)および出力端(6)ならびにレリーズ出力端(3)の間に、第1の同期化パルス(7)が生じている間はレリーズ出力端(3)を第1の電位状態に移し得る回路(8)が設けられており、この回路(8)は第1の同期化パルス(7)の終了後に第2の電位状態をレリーズ出力端(3)に生じさせ、その際に回路(8)がレリーズ出力端(3)における両電位状態に相応する電位状態を出力端(6)に生じさせ、その際第1の同期化パルス(7)の終了後にもレリーズ出力端(3)における第1の電位状態は共通の導線(11)を介して接続可能な等しい構造の別の超音波近接スイッチ(2)によっても、この超音波近接スイッチ(2)において第1の同期化パルス(7)と重なり、第1の同期化パルス(7)の経過後にもなお生じており、また別の超音波近接スイッチ(2)のレリーズ出力端(3)を介して共通の導線(11)の電位を決定し、こうして第1の超音波近接スイッチ(1)のレリーズ出力端(3)における第1の電位状態を維持する第2の同期化パルス(12)が発生可能であれば形成可能であり、それによって同時に超音波近接スイッチ(1)の入力端(5)が送出パルスをレリーズしない状態に保たれ、その結果として互いに共通の導線(11)を介して接続可能な超音波近接スイッチ(1、2)における送出パルスのレリーズが、両同期化パルス(7、12)が経過しておりそれによって共通の導線(11)が第2の電位状態に切換わるときに初めて実行可能であり、このことが同時に入力端(5)に送出パルスのレリーズのために必要な状態切換を生じさせることを特徴とする超音波近接スイッチ。
IPC (4件):
H03K 17/945 ,  G01S 7/52 ,  H03K 17/00 ,  H03K 17/16

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