特許
J-GLOBAL ID:200903047069299590

排水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 守谷 一雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-161484
公開番号(公開出願番号):特開平11-010165
出願日: 1997年06月18日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】排水のpH調整および不純物の凝集、分離を自動的に行なうことができ、而も小スペースで使用することができる。【解決手段】所定量の排水が貯留される処理槽2と、排水を所定pH値に調整する酸性の凝集剤Aおよびアルカリ剤Bや、フロックを粗大化する高分子凝集剤Cを処理槽2内へ各別に吐出させる定量ポンプ4と、処理槽2に設けられ定量ポンプ4で各薬剤を吐出後に処理槽2に貯留された排水を攪拌用タイマT1によって所定時間攪拌する攪拌機7と、処理槽2の下部に設けられ処理槽2でpH調整および不純物が凝集、分離された処理水を濾過する濾過機3とを備え、処理槽2内には該処理槽2内に貯留された排水のpH値を測定するpH探知棒8が設けられている。さらに、pH探知棒8からの測定データに基づき定量ポンプ4、攪拌機7および攪拌タイマT1を制御する制御部10を有している。
請求項(抜粋):
所定量の排水が貯留される処理槽と、前記排水を所定pH値に調整する酸性の凝集剤およびアルカリ剤や、前記酸性の凝集剤によりできるフロックを粗大化する高分子凝集剤を前記処理槽内へ各別に吐出させる定量ポンプと、前記処理槽に設けられ前記定量ポンプで前記各薬剤を吐出後に前記処理槽に貯留された前記排水を攪拌用タイマによって所定時間攪拌する攪拌機と、前記処理槽の下部に設けられ前記処理槽で前記酸性の凝集剤および前記アルカリ剤を攪拌することにより前記所定pH値に調整され且つ前記高分子凝集剤を攪拌後沈殿することにより前記フロックが粗大化された処理水を濾過する濾過機と、前記処理槽内に設けられ該処理槽内に貯留された前記排水のpH値を測定するpHセンサとを備え、前記酸性の凝集剤を前記pHセンサからの測定データに基づき決定された薬注量だけ吐出させると共に前記攪拌用タイマを介して前記攪拌機を駆動させ、前記攪拌機で攪拌後に測定した前記pHセンサからの測定データに基づき決定された薬注量だけ前記アルカリ剤を吐出させると共に前記攪拌用タイマを介して前記攪拌機を駆動させ、且つ前記高分子凝集剤を前記定量ポンプから前記フロックを粗大化させる薬注量だけ吐出させると共に前記攪拌用タイマを介して前記攪拌機を駆動させ、前記高分子凝集剤を攪拌後に所定時間沈殿させてから前記濾過機へ流入させる制御部とを設けたことを特徴とする排水処理装置。
IPC (3件):
C02F 1/52 ,  B01D 21/30 ,  C02F 1/56
FI (3件):
C02F 1/52 Z ,  B01D 21/30 A ,  C02F 1/56 Z

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