直流電動機の界磁装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：石黒健二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-263486
公開番号（公開出願番号）：特開平7-123669
出願日： 1993年10月21日
公開日（公表日）： 1995年05月12日
要約：

【要約】【目的】ヨークおよび界磁極を複数の周方向部品に分離させることなく、十分な電機子反作用磁束の低減効果を得るようにする。【構成】界磁極3の略中心線上に界磁極3の内周側からヨーク2の外周側に至る外周側空隙部6および内周側空隙部9を形成して、これらの外周側空隙部6および内周側空隙部9により電機子反作用磁束を効果的に遮断した。また、ヨーク2の外周側および界磁極3の内周側に外周側空隙部6および内周側空隙部9を跨ぐ接合代7、12を一体形成して、ヨーク2および界磁極3が複数の周方向部品に分離しないようにした。そして、ヨーク2の内周面に形成された2本の係合溝部5に、界磁極3の外周面に形成された2本の係合突条部8を係合させて圧入しヨーク2の内周面の所定の位置で固定することによりヨーク2の内周面へ界磁極3を組み付けるようにして、界磁装置1の組付作業を簡略化した。

請求項（抜粋）：

(a)通電されると磁束を発生させる界磁巻線と、(b)この界磁巻線を周りに巻回すると共に、少なくとも円弧方向に一体形成され、且つ内周側の中心付近より外周側へ延びる内周側空隙部を軸方向に貫通させた界磁極と、(c)この界磁極を内周面に保持すると共に、少なくとも周方向に一体形成され、且つ内周側の前記内周側空隙部に対応した部位から外周側へ延びる外周側空隙部を設けたヨークとを備えた直流電動機の界磁装置。

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