特許
J-GLOBAL ID:200903047071334025

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥巣 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-186258
公開番号(公開出願番号):特開平8-029090
出願日: 1994年07月16日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 構成部材の窒化や応力腐食割れが発生しない熱交換器を提供する。【構成】 窒素成分含有の高温高圧ガスと水との間で熱交換をすべく、多数の伝熱チューブ30の外側に水を流す熱交換室4、および同室4とは管板20で仕切られそのチューブ30内に通す上記のガスを導入するガス導入室3をそれぞれ設ける。管板20および伝熱チューブ30をクロム・モリブデン含有の低合金鋼によって形成する。管板20の一面を含むガス導入室3の内面に耐窒化性材料を一体に積層する。伝熱チューブ30のうちガス導入室3側の一端を、管板20における上記の積層部分付近に達するまで管板20内に挿入する。当該挿入範囲を含む一部においてそのチューブ30の内面を耐窒化性材料にて気密に覆っておく。管板20の上記積層部分とチューブ30の一端とを、低合金鋼部分を覆って耐窒化性材料により溶接する。
請求項(抜粋):
窒素成分含有の高温高圧ガスと水との間で熱交換をすべく、多数配置された伝熱チューブの外側に水を流す熱交換室、および熱交換室とは管板により仕切られていて伝熱チューブ内に通す上記のガスを導入するガス導入室をそれぞれ有する熱交換器であって、管板および伝熱チューブがクロム・モリブデン含有の低合金鋼によって形成され、管板の一面を含むガス導入室の内面に耐窒化性材料が一体に積層されるとともに、伝熱チューブのうちガス導入室側の一端が、管板における上記の積層部分付近に達するまで管板内に挿入され、挿入された範囲を含む一部においてそのチューブの内面が耐窒化性材料にて気密に覆われ、かつ、管板の上記積層部分とチューブの一端とが、低合金鋼部分を覆って耐窒化性材料により溶接されていることを特徴とする熱交換器。
IPC (2件):
F28F 9/18 ,  F28F 21/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-014188

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