特許
J-GLOBAL ID:200903047071482849

直接検波回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 船津 暢宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-083191
公開番号(公開出願番号):特開2003-283255
出願日: 2002年03月25日
公開日(公表日): 2003年10月03日
要約:
【要約】【課題】 従来の直接検波回路では、イメージ除去をアナログ処理で行うためイメージ除去比が充分でないという問題があったが、イメージ除去をデジタル信号処理により行うことによって、イメージ除去比を向上し、更にハードウェアの負荷や処理の負荷を軽減できる直接検波回路を提供する。【解決手段】 デジタル信号処理部20のヒルベルトフィルタ22で直交成分のデジタル信号をヒルベルト変換によって90度移相して出力し、遅延器21で同相成分のデジタル信号をヒルベルトフィルタ22の遅延時間と同一の遅延時間を持たせて出力し、加算器23で両出力を加算或いは減算することによってイメージ除去を行い、複素周波数変換器24で局部発振器5′で設けたオフセットを取り除く周波数変換処理を行って同相成分信号と直交成分信号を出力する直接検波回路である。
請求項(抜粋):
受信周波数に対してオフセットを有する周波数の搬送波を発振する局部発振器と、受信信号に前記局部発振器からの出力を乗算する第1の乗算器と、前記第1の乗算器の出力から2倍波を除去する第1の低域ろ波器と、前記第1の低域ろ波器の出力デジタル信号に変換して同相成分のデジタル信号を出力する第1のAD変換器と、前記局部発振器の出力を90度移相する90度移相器と、前記受信信号に前記90度移相器からの出力を乗算する第2の乗算器と、前記第2の乗算器の出力から2倍波を除去する第2の低域ろ波器と、前記第2の低域ろ波器の出力デジタル信号に変換して直交成分のデジタル信号を出力する第2のAD変換器と、前記同相成分のデジタル信号と前記直交成分のデジタル信号を入力し、前記受信信号に含まれるイメージ周波数信号を除去する処理と、前記局部発振器で設けた前記オフセットを取り除く周波数変換処理を行うデジタル信号処理部とを有することを特徴とする直接検波回路。
IPC (4件):
H03D 9/00 ,  H04B 1/30 ,  H04L 27/00 ,  H04L 27/38
FI (4件):
H03D 9/00 ,  H04B 1/30 ,  H04L 27/00 C ,  H04L 27/00 G
Fターム (9件):
5K004AA01 ,  5K004AA05 ,  5K004AA08 ,  5K004BA02 ,  5K004BB06 ,  5K004FD06 ,  5K004FG02 ,  5K004JD06 ,  5K004JG01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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