特許
J-GLOBAL ID:200903047074275186

クレーンの旋回用油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-169219
公開番号(公開出願番号):特開平7-025589
出願日: 1993年07月08日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 旋回体の旋回操作時の転倒事故をオペレータの技量と経験に頼らなくても防止することができるクレーンの旋回用油圧駆動装置を提供する。【構成】 ブームを設置した旋回体を駆動する旋回用油圧モータ6と、旋回用油圧ポンプ3と、旋回用油圧モータ6の回転速度や回転方向を制御する旋回用方向切換弁7とを有するクレーンの旋回用油圧駆動装置において、主管路5に設けた絞り31の前後の油圧をパイロット管路34,35で切換弁33へ導いて、その差圧により開方向の制御力を付与し、一方、演算器37ではブームの長さ、ブーム角、吊り荷の荷重等に基づいて安全限界流量を設定し、その設定値により切換弁33の比例ソレノイド33bに閉方向の制御力を生起させ、主管路5を流れる圧油の流量が前記安全限界流量を超えたとき、切換弁33を開作動させて、主管路5の圧油をブリード管路32からタンク10へ逃がし、旋回用油圧モータ6の速度を制限速度にまで押さえるようにした。
請求項(抜粋):
ブームを設置した旋回体を駆動する旋回用油圧モータと、この旋回用油圧モータを駆動するための圧油を発生する旋回用油圧ポンプと、この旋回用油圧ポンプから旋回用油圧モータへ供給する圧油の流量や方向を調節したり切り換えたりして旋回用油圧モータの回転速度や回転方向を制御する旋回用方向切換弁とを有するクレーンの旋回用油圧駆動装置において、旋回用油圧ポンプから旋回用方向切換弁に導かれる圧油の流量を検出する流量検出手段と、この旋回用油圧ポンプから旋回用方向切換弁に導かれる圧油の流量について、クレーンの転倒モーメントのパラメータに基づいてクレーンの転倒防止条件を設定する転倒防止条件設定手段と、流量検出手段により検出された検出結果がこの転倒防止条件設定手段により設定された前記の転倒防止条件を満たしていないときに開作動して流量検出手段の一次側の圧油をタンクへ逃す切換弁とを設け、旋回体の操作時にクレーンの転倒を防止するようにしたことを特徴とするクレーンの旋回用油圧駆動装置。
IPC (2件):
B66C 23/94 ,  B66C 23/90

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