特許
J-GLOBAL ID:200903047081988163

遠心造粒乾燥機の自動制御運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鴨田 朝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-308570
公開番号(公開出願番号):特開平7-136696
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 汚泥処理装置から排出される汚泥を脱水し、その脱水ケーキをバツチ的に、遠心造粒乾燥機で乾燥する自動制御運転方法を提供することを目的とする。特に一バッチについての脱水ケーキの乾燥時間を客観的、自動的に判断可能とすることにより目的を達成する。【構成】 脱水ケーキをスクリュウ羽根の回転による遠心力により乾燥機ケーシング内面の蒸気ジヤケツト加熱面に押しつけ、加熱する工程と、加熱された脱水ケーキが水分を蒸発させ顆粒化し、スクリュウ羽根上を上昇する工程と、乾燥機ケーシング上部に設けたバツフルにより顆粒状乾燥ケーキを掻き落とし、排出ノズルから排出する工程とからなり、一バッチの乾燥時間終了を乾燥機スクリュウの駆動モータ電流値が一定値以下になったときに設定し、次のバッチ処理のサイクルに自動的に移るバッチ式遠心造粒乾燥機の運転方法。
請求項(抜粋):
汚泥処理装置から排出される脱水ケーキを乾燥するバッチ式遠心造粒乾燥機において、円筒内面を有する乾燥機に脱水ケーキを装入し、脱水ケーキをスクリュウ羽根上に乗せる行程と、該スクリュウを駆動モータで回転させ、遠心力により乾燥機円筒内面へ該脱水ケーキを押す行程と、該乾燥機円筒内面に設けられた蒸気ジャケットの加熱面に押しつけられた脱水ケーキが乾燥機円筒内面に沿って下から上へ移動する間に該蒸気ジャケットにより該脱水ケーキを加熱乾燥する行程と、該スクリュウの羽根上の脱水ケーキが乾燥が進む過程で顆粒状になり、乾燥機上部に設けられたバツフルにより掻き落される行程と、顆粒状になった乾燥後の脱水ケーキを排出する行程とからなる遠心造粒乾燥機の自動運転方法であって、脱水ケーキの装入から乾燥後の脱水ケーキの排出までの乾燥時間の終了時を該スクリュウの駆動モータの電流値が一定値以下になつた時に設定し、次のバッチ処理に自動的に移行することを特徴とする遠心造粒乾燥機の自動運転方法。
IPC (2件):
C02F 11/12 ZAB ,  C02F 11/12

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