特許
J-GLOBAL ID:200903047082648706

動圧流体軸受装置及び電動機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-086044
公開番号(公開出願番号):特開2001-271838
出願日: 2000年03月27日
公開日(公表日): 2001年10月05日
要約:
【要約】【課題】 潤滑液中に混在し得る気泡を、軸体以外の部分に設けた通気孔を通じて外部に円滑に解放し、特に高速回転においても気泡を円滑に外部に解放する。【解決手段】 軸部8a及び径方向外方へ張り出したスラスト板部8bを有する軸体8と、スリーブ部6a1及びスラスト支持部20を有するスリーブ体6との間の間隙に潤滑液を充填し、軸部8aとスリーブ部6a1が径方向に相対するラジアル軸受部24,26、及びスラスト板部8bが軸心方向両側においてスラスト支持部20とそれぞれ軸心方向に相対する両スラスト軸受部30,32において、軸体8とスリーブ体6とを相対回転自在に支持する。スラスト板部8bより径方向外方にスラスト支持部20とスラスト板部8bとの間隙において連通する間隙形成部34を設けると共に、この間隙形成部34の外周側に間隙拡大部38を形成し、スリーブ体6に軸方向に形成したスラスト部通気孔40をこの間隙拡大部38の外周側に開口する。
請求項(抜粋):
軸部とその軸部よりも径方向外方へ張り出したスラスト板部とを有する軸体と、前記軸部にスリーブ嵌合したスリーブ部と前記スラスト板部に外嵌したスラスト支持部とを有するスリーブ体と、前記軸体とスリーブ体との間の間隙に充填された潤滑液とを備えてなり、前記軸部と前記スリーブ部が径方向に相対する1又は2以上のラジアル軸受部、及び前記スラスト板部が軸心方向における両側において前記スラスト支持部とそれぞれ軸心方向に相対する両スラスト軸受部において、前記軸体と前記スリーブ体が前記潤滑液を介して相対回転自在に支持されてなる動圧流体軸受装置であって、前記スラスト板部と前記スラスト支持部との間の間隙における前記スラスト板部の外周側には、前記両スラスト軸受部に連続して前記潤滑液が充填され、前記スラスト支持部は、前記スリーブ部に連続して設けられ一方の前記スラスト軸受部の一部を構成するスラスト軸受面が形成されたスラスト支持基部と、該スラスト支持基部に取り付けられ他方の前記スラスト軸受部の一部を構成する他のスラスト軸受面が形成されたスラストブッシュとからなり、前記スラスト板部の径方向外方における前記スラスト支持基部と前記スラストブッシュとの間には、前記スラスト板部の外周側に連通し前記潤滑剤の一部を保持する間隙形成部と該間隙形成部の外周側に位置し前記スラスト支持基部と前記スラストブッシュとを隙間無く接合する環状の結合部とが設けられ、かつ、前記間隙形成部の前記結合部寄りに径方向外側に行くに従い間隙が大となる間隙拡大部が形成され、前記スラスト板部の外周側の潤滑剤に連続して前記間隙形成部に充填された潤滑剤が前記間隙拡大部において界面を形成し、前記スリーブ体に、前記間隙拡大部の外周側を前記スリーブ体の外方に開口するスラスト部通気孔が径方向に設けられていることを特徴とする動圧流体軸受装置。
IPC (3件):
F16C 33/10 ,  F16C 17/10 ,  H02K 7/08
FI (3件):
F16C 33/10 Z ,  F16C 17/10 A ,  H02K 7/08 A
Fターム (14件):
3J011AA06 ,  3J011BA02 ,  3J011CA02 ,  3J011KA04 ,  3J011MA27 ,  5H607BB01 ,  5H607BB04 ,  5H607BB07 ,  5H607BB09 ,  5H607BB17 ,  5H607CC01 ,  5H607GG03 ,  5H607GG12 ,  5H607GG15

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