特許

J-GLOBAL ID：200903047084894127

構造物表面の保護方法

発明者： 柵瀬 信夫 ,  永井 華子 ,  白川 みのり ,  林 文慶
出願人/特許権者： 鹿島建設株式会社
代理人 (1件)： 市東 禮次郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-196603
公開番号（公開出願番号）：特開平10-034102
出願日： 1996年07月25日
公開日（公表日）： 1998年02月10日
要約：

【要約】【課題】剥離及び回収が容易な水溶性ポリマー皮膜を用いた構造物表面の保護方法を提供する。【解決手段】皮膜形成ポリマー2の水溶液5を構造物表面1の保護対象域に薄層16として塗布し、乾燥させて基礎皮膜17aを形成する。該基礎皮膜17a上に繊維性補強部材15を展設し、該補強部材15上に水溶液5を薄層16として塗布し乾燥さて基礎皮膜17a及び繊維性補強部材15と一体の重畳皮膜17bを形成して構造物表面1を保護し、構造物表面1の保護期間経過後に基礎皮膜17aと繊維性補強部材15と重畳皮膜17bとからなる多層皮膜18をそのまま構造物表面1から剥離する。皮膜形成ポリマー2はポリビニルアルコール及び/又はエチレン・酢酸ビニル共重合体とすることができる。

請求項（抜粋）：

皮膜形成ポリマーの水溶液を構造物表面の保護対象域に薄層として塗布し乾燥させて基礎皮膜を形成し、該基礎皮膜上に繊維性補強部材を展設し、該補強部材上に前記水溶液を薄層として塗布し乾燥させて前記基礎皮膜及び補強部材と一体の重畳皮膜を形成し、前記構造物表面の保護期間経過後に前記基礎皮膜と補強部材と重畳皮膜とからなる多層皮膜をそのまま前記構造物表面から剥離してなる構造物表面の保護方法。

IPC (5件)：

B08B 17/02 ,  C09D123/26 PES ,  C09D129/04 PFL ,  E04G 21/30 ,  B08B 7/00

FI (5件)：

B08B 17/02 ,  C09D123/26 PES ,  C09D129/04 PFL ,  E04G 21/30 Z ,  B08B 7/00

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 一時保護フィルム及び一時保護粘着フィルムの形成方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-148270   出願人：関西ペイント株式会社