特許
J-GLOBAL ID:200903047089900630

RNAを切断するオリゴリボヌクレオチドおよびリボヌクレアーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-535663
公開番号(公開出願番号):特表2000-510446
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】dsRNaseを活性化する、2’-ペントリボフラノシルヌクレオシドのサブ配列を有するオリゴリボヌクレオチドおよびオリゴリボヌクレオシドを含むオリゴマー性化合物が提供される。オリゴリボヌクレオチドおよびオリゴリボヌクレオシドは、相補的核酸鎖に対する結合親和性を増加させるための置換基、ならびにヌクレアーゼ耐性を増加させるための置換基を含むことができる。オリゴマー性化合物は、診断および他の研究目的に、生物における蛋白質の発現を調節するために、およびオリゴヌクレオチド療法に適合しうる他の状態の診断、検出および治療のために有用である。本発明はまた、哺乳動物リボヌクレアーゼ、すなわちRNAを分解する酵素、およびそのようなリボヌクレアーゼのための基質も含む。そのようなリボヌクレアーゼは、dsRNaseと称され、ここで、”ds”はある種の二本鎖RNA基質に対するRNaseの特異性を表す。本発明に記載される、dsRNaseのための人工基質は、哺乳動物リボヌクレアーゼを精製するための親和性マトリクス、ならびに非分解性RNA結合蛋白質を製造するのに有用である。
請求項(抜粋):
あらかじめ選択されたRNA標的に特異的にハイブリダイズすることができる合成のオリゴマー性化合物であって、あらかじめ選択されたRNA標的に対する前記化合物の結合親和性を、RNA標的に対する修飾されていないオリゴリボヌクレオチドの結合親和性と比較して改良するよう修飾された少なくとも1つのリボフラノシルヌクレオシドサブユニットを含む第1のセグメント;および2’-ヒドロキシル成分をそこに有する少なくとも4個の連続するリボフラノシルヌクレオシドサブユニットを含む第2のセグメント;を含み、前記オリゴマー性化合物の前記ヌクレオシドサブユニットは、ホスホジエステル結合と比較して前記結合を分解から安定化するように修飾されているヌクレオチド間結合により連結されていることを特徴とする、合成のオリゴマー性化合物。
IPC (9件):
C07H 21/00 ,  A61P 43/00 ,  A61K 31/712 ,  A61K 31/7125 ,  A61K 38/46 ,  A61K 48/00 ,  C12N 9/22 ,  C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/68
FI (9件):
C07H 21/00 ,  A61K 31/00 643 B ,  A61K 31/70 627 ,  A61K 31/70 628 ,  A61K 48/00 ,  C12N 9/22 ,  C12Q 1/68 Z ,  A61K 37/54 ,  C12N 15/00 ZNA A

前のページに戻る