特許
J-GLOBAL ID:200903047092412085

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-034477
公開番号(公開出願番号):特開平11-230627
出願日: 1998年02月17日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 R32とこれと沸点差の小さい炭化水素との混合冷媒と、鉱油やアルキルベンゼン油とを用いた冷凍サイクル装置において、圧縮機起動時に圧縮機内の潤滑油が従来よりも激しくかつ長時間発泡してオイルリターンが阻害され、圧縮機信頼性に悪影響を及ぼす。さらに圧縮機から排出された潤滑油へ冷媒が溶解せず粘度の高い状態となり、オイルリターンが阻害される。【解決手段】 凝縮器2の温度Tが上昇してT1を越えると、空冷ファン11のON(または回転数を増加)操作と同時に、高圧シェル型圧縮機8の周波数を、起動時凝縮器制御器9により設定される値にする。すると、圧縮機8内圧力の急激な低下が防がれ、溶解度減少による炭化水素の急激かつ長時間にわたる発泡現象が回避され、オイルリターンの阻害を防止する。
請求項(抜粋):
少なくとも圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器とで構成された冷凍サイクル装置において、冷媒として、ジフルオロメタンと、ジフルオロメタンと沸点差の小さい炭化水素とを主成分とする混合冷媒を用い、ジフルオロメタンには非溶解性の、鉱油またはアルキルベンゼン油からなる、あるいは鉱油およびアルキルベンゼン油からなる圧縮機用潤滑油を用い、前記圧縮機起動時に動作する起動時制御器を備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (3件):
F25B 1/00 395 ,  F25B 1/00 341 ,  F25B 1/00 351
FI (3件):
F25B 1/00 395 Z ,  F25B 1/00 341 P ,  F25B 1/00 351 T

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