特許
J-GLOBAL ID:200903047096897385

ロックボルト工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-189312
公開番号(公開出願番号):特開2008-014106
出願日: 2006年07月10日
公開日(公表日): 2008年01月24日
要約:
【課題】 施工の安全性を確保しつつ、膨張性材料の膨張力を有効に活用することによって、十分な引抜強度が得られるロックボルト工法を提供すること。【解決手段】 法面や崖面などの補強対象地山10に、削孔12を形成し、削孔12内にロックボルト材14を挿入するとともに、生石灰を含む膨張性固定材16を削孔12内に充填した後に、削孔の開口を閉塞板18で閉塞した状態で、膨張性固定材16の生石灰を水和反応させて、膨張性固化材16をロックボルト材14の外周側で膨張させて、当該ロックボルト材14を補強対象地山10に固定することで、十分な引抜強度が得られる。また、前記生石灰は、削孔12に充填する前に、その外表面に、水との接触を阻止する不飽和脂肪酸の油膜を形成するため、水和反応が遅延し、施工の安全性が確保される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
法面や崖面などの補強対象地山に、削孔を形成し、前記削孔内にロックボルト材を挿入するとともに、生石灰を含む膨張性固定材を前記削孔内に充填した後に、前記削孔の開口を閉塞した状態で、前記生石灰を水和反応させて、前記膨張性固化材を前記ロックボルト材の外周側で膨張させて、当該ロックボルト材を前記補強対象地山に固定するロックボルト工法であって、 前記生石灰は、前記削孔に充填する前に、その外表面に、水との接触を阻止する不飽和脂肪酸の油膜を形成することを特徴とするロックボルト工法。
IPC (1件):
E21D 20/00
FI (1件):
E21D20/00 E
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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