特許
J-GLOBAL ID:200903047097237680

充填材脱落防止具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-210223
公開番号(公開出願番号):特開平7-063285
出願日: 1993年08月25日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【構成】貫通スリーブ5に対する蓋部材6を設け、貫通スリーブ5に外嵌係止自在な係止部7aを備え、貫通孔開口面に接当可能な接当部7bを備えた一対の板金製の鍔状スリーブ固定部材7を設け、鍔状スリーブ固定部材7の鍔面部8に充填材第1注入孔8aを形成し、充填材第1注入孔8aを覆うことができる第2蓋部材11を周方向に摺動自在に連結し、第2蓋部材11を一定角度摺動させることによって充填材第1注入孔8aに連通可能な充填材第2注入孔11aを第2蓋部材11に形成し、第2蓋部材11を鍔状スリーブ固定部材7に対して摺動させるに伴って、注入充填材Mを第二隙間Nの内方側に押しやるガイド羽根11bを、第2蓋部材11に形成してある。【効果】支持棒の組付け作業や釘等の打ち付け作業をすることなく構造体に取付けることができ、しかも充填材の注入を速やかに完了させることができて、構造体への取付け作業の作業性を向上させることができ、耐火性能にも優れる。
請求項(抜粋):
構造体(1)に設けた貫通孔(2)に挿通した被覆長尺体(3)と、前記貫通孔(2)との間の空間に、その空間を閉塞するための充填材(4,M)を充填した状態で、前記貫通孔(2)から前記充填材(4,M)が脱落するのを防止するための充填材脱落防止具であって、前記貫通孔(2)内で前記被覆長尺体(3)に対して第一隙間(D)をあけた状態に外嵌可能で、且つ、貫通孔内壁(W)に対して第二隙間(N)をあけた状態に内嵌可能な筒状の貫通スリーブ(5)を設け、前記被覆長尺体(3)に外嵌状態の前記貫通スリーブ(5)の端部に係合して、前記貫通スリーブ(5)端部の開口を塞ぐ第1蓋部材(6)を設け、前記貫通スリーブ(5)に外嵌係止自在な係止部(7a)と、前記構造体(1)の貫通孔開口面に接当可能な接当部(7b)とを備える一対の鍔状スリーブ固定部材(7)を設け、前記鍔状スリーブ固定部材(7)の鍔面部(8)に充填材第1注入孔(8a)を形成し、前記鍔面部(8)に重なった状態で前記充填材第1注入孔(8a)を覆うことができるリング状の第2蓋部材(11)を、前記鍔状スリーブ固定部材(7)に周方向に摺動自在に連結し、前記鍔状スリーブ固定部材(7)に対して前記第2蓋部材(11)を一定角度摺動させることによって前記充填材第1注入孔(8a)に連通可能な充填材第2注入孔(11a)を前記第2蓋部材(11)に形成し、前記第2蓋部材(11)を前記鍔状スリーブ固定部材(7)に対して摺動させるに伴って、前記充填材第2、第1注入孔(11a),(8a)からの注入充填材(M)を前記第二隙間(N)の内方側に押しやるガイド羽根(11b)を、前記充填材第1注入孔(8a)に入り込ませた状態で前記第2蓋部材(11)に形成してある充填材脱落防止具。
IPC (3件):
F16L 5/04 ,  B65D 59/00 ,  F16L 5/02
FI (2件):
F16L 5/02 M ,  F16L 5/02 Z

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