特許
J-GLOBAL ID:200903047098235185

液晶注入方法、およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 稔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-082999
公開番号(公開出願番号):特開平7-294946
出願日: 1994年04月21日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 脱泡時における液晶の飛散を確実に防止して、圧力室内およびセルの清掃作業を不要にし、脱泡時における作業工数の削減ないし脱泡工程の単一化を行い、さらには不要な液晶が混在してセル内に注入されることによる品質の悪化ならびに製品歩留りの低下を防止する。【構成】 セル3を保持するマガジン7と、液晶25を貯留する液晶貯留槽9と、上記セル3の注入口6に対して上記液晶25の接触面を相対的に接近および離反させる接離手段14と、上記セル3および上記液晶25に対して真空圧力を作用させる圧力作用室20と、上記真空圧力の大きさを変化させる圧力制御手段21,22 とを備えた液晶注入装置において、上記液晶貯留槽9の開口部9aに対する覆設および開放が可能なカバー10を備えるとともに、このカバー10に、通気性を有しかつ液晶の流通を規制するフィルタ11を配設する。
請求項(抜粋):
液晶貯留槽に貯留されている液晶を真空雰囲気中に晒して脱泡を行う脱泡工程と、注入口が形成されたセルを真空雰囲気中に晒してその封入用間隙の排気を行う排気工程と、真空雰囲気中において上記セルの注入口を液晶に接触させる接触工程と、上記接触を維持した状態で上記真空雰囲気の圧力を上昇させて上記セルの封入用間隙に液晶を注入させる注入工程と、を有する液晶注入方法において、通気性を有しかつ液晶の流通を規制するフィルタが配設されたカバーを用いて、上記液晶貯留槽の開口部を覆った状態の下で、上記脱泡工程を実行するとともに、上記脱泡工程と上記排気工程とを、同時処理として実行し、この後、上記液晶貯留槽の開口部から上記カバーを退避させた状態の下で、上記接触工程を実行し、しかる後、上記注入工程を実行するようにしたことを特徴とする、液晶注入方法。

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