特許
J-GLOBAL ID:200903047100984077

側面衝撃頭部拘束装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275860
公開番号(公開出願番号):特開平9-183355
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 自動車の側面衝撃衝突において搭乗者の頭部保護手段を展開する低コスト手段を有する膨張展開式側面衝撃頭部拘束装置を提供する。【解決手段】 側面衝撃衝突の間に頭部を保護すべく布パネルを展開するために可動取付点を有する可膨部材が用いられている展開式側面衝撃頭部拘束装置である。コーティングされた布地から作られた可膨部材はガス発生器によって与圧される。可膨部材は布パネルと結合されており、自動車の側面ドアの窓区域の位置に布パネルを持って来るのに使用される。布パネルは3点で固定されており、2つの固定点は上サイドレールに設けられ、第3の可動点は“B”ピラーに配置された軌道に設けられている。可膨部材は可動取付点を軌道に沿って上サイドレールに近い位置から側面ガラスの中心線のすぐ下の位置へと押し下げる。完全に展開されると、可動点は動程の終端における位置にロックされる。次いで布パネルは頭部によって負荷されその時に布の伸びが頭部衝撃エネルギを吸収する。
請求項(抜粋):
側面衝撃衝突を感知してクラッシュ信号を発生する手段を含んでいる、側面衝撃衝突の間に自動車搭乗者の頭部を保護するための側面衝撃頭部拘束装置であって、当該装置は、自動車の側面ドアの窓区域に隣接して自動車の内側に取付けられた拘束カーテンであって、該拘束カーテンは少なくとも3つの固定点を有しており、第1および第2の固定点は前記側面ドアの上サイドレールに不動に取付けられそして第3の固定点は前記窓区域の軌道縁に隣接して設けられた概ね垂直の垂直軌道に可動に取付けられており、前記軌道は前記窓区域の上縁から下縁へと前記軌道縁に沿って延びており、前記第1の固定点は前記窓区域の前記上縁と後縁の近くに設けれそして前記第2の固定点は前記窓区域の前記上縁と前縁の近くに設けられている、前記拘束カーテンと、前記拘束カーテンによって担持された可膨部材と、前記可膨部材と流体連通していて前記クラッシュ信号に応答してガスを発生させるガス発生器であって、発生されたガスは前記可膨部材を膨張させて前記第3の固定点を前記軌道に沿って、該可膨部材によって駆動されて、前記窓区域の前記上縁に近い非展開位置から前記窓区域の前記下縁に近い展開位置へと運動させそれにより前記拘束カーテンを展開状態へと引き出して前記窓区域の少なくとも一部分を掩蔽しかくして自動車搭乗者の頭部に対する拘束を提供し、前記拘束カーテンが完全に展開されると前記第3の固定点は前記軌道に沿う動程の終端における位置にロックされる、前記ガス発生器と、を有する側面衝撃頭部拘束装置。

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