特許
J-GLOBAL ID:200903047107252292

ガスタービンエンジンケーシング用熱制御装置及びガスタービンエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-292508
公開番号(公開出願番号):特開平5-214962
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 ガスタービンエンジンケースの周方向温度変化を実質的に無くすことのできる熱制御装置を提供する。【構成】 熱制御装置がガスタービンエンジンケーシング用、特に、タービンロータと周囲シュラウドとの間の間隙の熱制御用として設けられている。環状ケーシング部又はリングの熱制御は、ケーシング部と熱伝達を成している2つの向流式熱伝達流体流路X及びYにより達成される。両向流式流体流路は、両流路により供給される熱伝達流体の質量流量加重平均温度の周方向勾配が殆ど生じないように並列又は直列に設けられている。一実施例では、前側及び後ろ側リングが2つの180度セクタR及びLの各々における3本の噴射管によって冷却され、前側及び後ろ側噴射管44a及び48a内を熱制御空気が一方の周方向に流れ、中央噴射管46a内を熱制御空気が反対の周方向に流れる。
請求項(抜粋):
ケーシングの軸方向延在部と熱伝達関係を成しており、軸方向に相隔たり周方向に設けられている少なくとも2つの連続流路と、該流路の1つにおける熱伝達流体が時計方向に流れると共に前記流路の他のものにおける熱伝達流体が反時計方向に流れるように熱伝達流体を前記流路を通る向流として流す手段と、前記流体と前記ケーシング部との間の熱伝達をもたらす手段とを備えたガスタービンエンジンケーシング用熱制御装置。
IPC (3件):
F02C 7/28 ,  F02C 7/18 ,  F02C 9/18

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