特許
J-GLOBAL ID:200903047113454573

アルミニウムスラッジからゼオライトを製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121491
公開番号(公開出願番号):特開平11-314912
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 アルミニウム製品の表面処理の廃棄物であるアルミニウムスラッジのうちでも、これまで使いにくいとされていた陽極酸化工程で発生するものを原料とすることによって、スラッジを資源として再利用し、かつ、ケイ酸ナトリウムの添加などシリカ源の補充をしないか、またはするにしても最小限にとどめて、低コストでゼオライトが得られるようなゼオライト製造方法を提供する。【解決手段】 アルミニウム製品の表面を陽極酸化処理したときに発生し、シリカを含有するとともにほぼ非晶質なアルミニウムスラッジを、アルカリ金属水酸化物の水溶液中で加熱してゼオライト生成反応を起させ、生成したゼオライトを固液分離により取得し水洗する。 スラッジだけではシリカ成分が不足する場合は、必要に応じて、ケイ酸ナトリウムやもみがら灰を添加して補う。
請求項(抜粋):
アルミニウム製品の表面処理によって発生したアルミニウムスラッジであって、陽極酸化処理に伴い発生したものを含むアルミニウムスラッジからゼオライトを製造する方法であって、シリカを含有するとともにほぼ非晶質なアルミニウムスラッジを、アルカリ金属水酸化物の水溶液中で加熱してゼオライト生成反応を起させ、生成したゼオライトを固液分離により取得し水洗することからなる製造方法。

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