特許
J-GLOBAL ID:200903047115157312

エンジンの2軸バランサ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-236303
公開番号(公開出願番号):特開平8-100837
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 2軸バランサ装置の部品点数を減らし、バランサケース内に侵入する潤滑油量を減らし、バランサケースの内面加工を無くする。【構成】 バランサケース11の前後のケース壁12a・12bに各バランサ軸15の両端軸部15a・15bを枢支する軸受孔13a・13bを貫通形成する。バランサ軸15とバランサウエイト部16とを一体に形成するとともに、バランサウエイト部16の回転半径rを上記軸受孔13a・13bの半径Rよりも小さく設定して、上記軸受孔13a・13bに各バランサ軸15の両端軸部15a・15bを挿通する。バランサケース11の一方のケース壁12bの内側にバランサギヤ17を配置し、各バランサ軸15の一端軸部15b近傍に当該バランサギヤ17を固定するとともに、各バランサ軸15の両端面に抜け止め用のフランジ18を固設する。
請求項(抜粋):
エンジンのクランクケース(1)内にクランク軸(5)の各ジャーナル(5g)を枢支する複数のジャーナル軸受(4a)〜(4e)を垂設し、上記ジャーナル軸受(4b)〜(4d)にバランサケース(11)を組付け、上記バランサケース(11)内に2本のバランサ軸(15)・(15)をクランク軸(5)に対して並設するとともに、バランサケース(11)の前後のケース壁(12a)・(12b)で上記バランサ軸(15)・(15)を枢支し、前記クランク軸(5)と各バランサ軸(15)とをバランサ駆動ギヤ(9)とバランサギヤ(17)とを介して連動可能に構成したエンジンの2軸バランサ装置において、前記バランサケース(11)の前後のケース壁(12a)・(12b)に各バランサ軸(15)の両端軸部(15a)・(15b)を枢支する軸受孔(13a)・(13b)を貫通形成し、前記バランサ軸(15)とバランサウエイト部(16)とを一体に形成するとともに、当該バランサウエイト部(16)の回転半径(r)を上記軸受孔(13a)・(13b)の半径(R)よりも小さく設定して、上記軸受孔(13a)・(13b)に各バランサ軸(15)の両端軸部(15a)・(15b)を挿通し、前記バランサケース(11)の一方のケース壁(12b)の内側に前記バランサギヤ(17)を配置し、各バランサ軸(15)の一端軸部(15b)近傍に当該バランサギヤ(17)を固定するとともに、各バランサ軸(15)の両端面にフランジ(18)を固設して各バランサ軸(15)を抜け止めし、て構成したことを特徴とするエンジンの2軸バランサ装置。

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