特許

J-GLOBAL ID：200903047119739839

電磁ブレーキ

発明者： 植松 俊彦 ,  柿島 恭一 ,  根本 雅彦
出願人/特許権者： 株式会社甲府明電舎 ,  日本オーチス・エレベータ株式会社
代理人 (1件)： 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-085065
公開番号（公開出願番号）：特開平8-284979
出願日： 1995年04月11日
公開日（公表日）： 1996年11月01日
要約：

【要約】【目的】 簡単な構造で衝撃騒音を低減できる電磁ブレーキを提供する。【構成】 ヨーク1とコイル2でマグネットを構成し、このマグネットの吸着面に対面するようアーマチュア3を配置する。マグネットのヨーク1またはアーマチュア3の吸着面の外縁部に薄い一枚板のリング状の消音波形ばね6を取り付ける。この波形ばね6は、アーマチュア3またはヨーク1に凸部を設け、これに内周面が接する状態で保持する。マグネットの部分にアーマチュア3に制動力を付与する制動ばね5を配設する。ヨーク1,アーマチュア3に支持ロッドを取り付け、中間の取付部を支持軸により回転自在に支持されたアーム41,42とピンによって連結する。アーム41,42の先端部にライニング44,45を、制動対象のレールを挟むように取り付ける。吸着時の衝撃力は、波形ばね6のクッション作用によって吸収され、衝撃騒音が大幅に低減する。

請求項（抜粋）：

ヨークにコイルを装備した構造のマグネットとアーマチュアとの吸引,釈放動作に伴い、アーマチュアと制動対象側の摩擦面との間、またはアーマチュアに追従するアームに設けた摩擦面と制動対象との間で制動作用を行う電磁ブレーキにおいて、マグネットとアーマチュアとの対面の外縁部に一枚板のリング状の消音波形ばねを取り付けたことを特徴とする電磁ブレーキ。