特許
J-GLOBAL ID:200903047120645082

赤外光吸収度の測定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-168642
公開番号(公開出願番号):特開平6-123700
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 非破壊で吸光物質を定量する。【構成】 2種類の波長の赤外光であって、被測定物中の物質による吸光度差が十分に大きく、かつ散乱度差が十分に小さい近傍の波長の赤外光で被測定物を照明する。そして、当該被測定物からの反射光の光量を波長ごとに検出する。次に、波長ごとに検出された反射光の光量の一方を他方により演算して散乱光の寄与分を消去し、被測定物中の物質による赤外光の吸収度を測定する。測定の対象とする物質は、水、アルコール、重水、ベンゼンあるいはn-ヘキシルアミンなどであるが、これらの分子は、それぞれH-O-H,R-O-H,O-D,C-H,N-H結合を持ち、伸縮振動、変角振動の倍音、結合音が、近赤外域においてそれぞれ特徴的な吸収スペクトルを示す。
請求項(抜粋):
少なくとも2種類の波長の赤外光であって、被測定物中の物質による吸光度差が十分に大きく、かつ散乱度差が十分に小さい近傍の波長の赤外光で前記被測定物を照明し、当該被測定物からの反射光の光量を前記少なくとも2種類の波長ごとに検出する第1ステップと、波長ごとに検出された前記反射光の光量の一方を他方により演算して散乱光の寄与分を実質的に消去し、前記被測定物中の物質による赤外光の吸収度を測定する第2ステップとを備えることを特徴とする赤外光吸収度の測定方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭58-007547
  • 特開昭58-115332
  • 特開昭59-230682
全件表示

前のページに戻る