特許
J-GLOBAL ID:200903047122825215

パッシブ形地上目標攻撃弾

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-009710
公開番号(公開出願番号):特開平7-218197
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 有効射程外にもかかわらず有効射程内と誤判断することを防ぐ。【構成】 予め走査範囲の地表を撮像して得た地形画像を地形メモリ3に記憶しておき、カメラ1が撮影した画像101とこの地形メモリ3の地形画像103とについてフレーム毎に相関器2で相関をとる。フレーム間の相関点の移動量nと、1画素の地上における距離Δrとの積nΔrを1フレーム周期1/30における移動量とし、カメラ1の回転角速度ωを用いて、地上までの距離RをR=nΔr/(ω/30)で算出する。この値と最大有効射程R0 と比較し、有効射程の内か外かを正確に判定をする。
請求項(抜粋):
可視光像または赤外線像を得るテレビジョンカメラと、爆薬とを備え、パラシュートに吊り下げられ、垂直線を中心に一定の角速度ωで旋回することにより前記テレビジョンカメラの視野中心軸と水平面との交点の軌跡を外から内へ向かって収束する渦巻形にし、前記テレビジョンカメラで地上を撮影して複数フレームの画像を撮影画像として時系列に取得し、該撮影画像の処理により地上の目標を捜索し、該目標を前記爆薬で攻撃する地上目標攻撃弾において、予め定めた地上の一定領域の画像を地形画像として記憶しておく地形メモリと、前記地形メモリから読み出した前記地形画像の一部分である部分地形画像と前記テレビジョンカメラで得られた前記撮影画像との相関をとる相関器と、相連続する2つのフレームの前記撮影画像に関し共通の前記部分地形画像との間で前記相関器でそれぞれ相関が得られたとき該2つのフレームの撮影画像相互の間の移動量を求めるフレーム間移動量計算回路と、前記移動量から地上までの距離Rを計算する距離計算回路と、前記爆薬を爆発させて前記目標に損害を与え得る最大有効射程距離R0 と前記距離計算回路で計算された距離Rとを比較し、計算距離Rが最大有効射程距離R0 以下になったとき前記爆薬の起爆を可と判定する信号を生成する比較回路とを備えてなり、前記フレーム間移動量計算回路は、前記撮影画像における前記相連続する2つのフレームを第N-1フレーム及び第Nフレーム(Nは2以上の正の整数)とし、第N-1フレームで前記部分地形画像と相関がとれ、次に第Nフレームでも該部分地形画像と相関がとれたとき、前記部分地形画像の中心と相関がとれた前記第N-1フレームの画素と前記第Nフレームの画素との前記撮影画像上での変位量を画素数nで求め、前記部分地形画像における1画素に相当する前記地上での単位距離Δrと前記画素数nとの積nΔrを前記移動量として求めることを特徴とするパッシブ形地上目標攻撃弾。
IPC (5件):
F42B 12/58 ,  F41G 7/20 ,  F42B 10/56 ,  G01S 3/782 ,  G05D 1/12

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