特許
J-GLOBAL ID:200903047131547058

マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤として有用な3-(チオ置換アミド)-ラクタム類

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-592286
公開番号(公開出願番号):特表2002-534425
出願日: 1999年11月30日
公開日(公表日): 2002年10月15日
要約:
【要約】本発明は、マトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)阻害剤として有用な式(1)の新規チオ置換アミドラクタム誘導体類を提供する。【化1】
請求項(抜粋):
次式の化合物、その立体異性体、その薬学的に許容されうる塩、およびその水和物。 【化1】[式中、 qは1または2であり; Aは-OHおよび-NRR′からなる群より選ばれ;(式中、RおよびR′は独立して、水素およびC1-C6アルキルからなる群より選ばれるか、或いはRおよびR′は、結合する窒素原子とともに、N-モルホリノ、N-ピペリジノ、N-ピロリジノ、またはN-イソインドリルを形成する); R1は水素、C1-C6アルキル、-(CH2)a-CO2R5、-(CH2)a-C(O)NH2、-(CH2)4NH2、-(CH2)3-NH-C(NH)NH2、-(CH2)2S(O)b-CH3、-CH2-OH、-CH(OH)CH3、-CH2-SH、-(CH2)d-Ar1、および-CH2-Ar2からなる群より選ばれ;(式中、 aは1または2であり; bは0、1、または2であり; dは0〜4の整数であり; R5は水素、C1-C4アルキル、およびベンジルからなる群より選ばれ; Ar1は、 【化2】からなる群より選ばれる基であり;(式中、R6は独立して、水素、ハロゲン、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、およびC1-C4アルコキシからなる群より選ばれる1〜2の置換基であり;R7は水素、ハロゲン、C1-C4アルキル、およびC1-C4アルコキシからなる群より選ばれる); Ar2は、 【化3】からなる群より選ばれる基である); R2はC1-C6アルキル、-(CH2)g-Ar1′、および-(CH2)-Ar2′からなる群より選ばれ、(式中、 gは1〜4の整数であり; Ar1′は、 【化4】からなる群より選ばれる基であり; (式中、R6′は独立して、水素、ハロゲン、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、およびC1-C4アルコキシからなる群より選ばれる1〜2の置換基であり; R7′は水素、ハロゲン、C1-C4アルキル、およびC1-C4アルコキシからなる群より選ばれる); Ar2′は、 【化5】からなる群より選ばれる基である); R3はC1-C6アルキル、-(CH2)m-W、-(CH2)p-Ar3、-(CH2)k-CO2R9、-(CH2)m-NR8′SO2-Y1、および-(CH2)m-Z-Qからなる群より選ばれ;(式中、 mは2〜8の整数であり; pは0〜10の整数であり; kは1〜9の整数であり; Wはフタルイミドであり; Ar3は、 【化6】からなる群より選ばれ;(式中、R23は独立して、水素、ハロゲン、C1-C4アルキル、およびC1-C4アルコキシからなる群より選ばれる1〜2の置換基である); R8′は水素またはC1-C6アルキルであり; R9は水素またはC1-C6アルキルであり; Y1は水素、-(CH2)j-Ar4および-N(R24)2からなる群より選ばれ;(式中、 jは0または1であり; R24は選択される度ごとに独立して、水素またはC1-C6アルキルであるか、或いはそれらが結合する窒素とともに、N-モルホリノ、N-ピペリジノ、N-ピロリジノ、またはN-イソインドリルを形成し; Ar4は、 【化7】であり;(式中、R25は独立して、水素、ハロゲン、C1-C4アルキル、およびC1-C4アルコキシからなる群より選ばれる1〜3の置換基である); Zは-O-、-NR8-、-C(O)NR8-、-NR8C(O)-、-NR8C(O)NH-、-NR8C(O)O-、および-OC(O)NH-からなる群より選ばれ(式中、R8は水素またはC1-C6アルキルである); Qは水素、-(CH2)n-Y2および-(CH2)x-Y3からなる群より選ばれ;(式中、 nは0〜4の整数であり; Y2は水素、-(CH2)h-Ar5および-(CH2)t-C(O)OR27からなる群より選ばれ;(式中、 Ar5は、 【化8】からなる群より選ばれ;(式中、R26は独立して、水素、ハロゲン、C1-C4アルキル、およびC1-C4アルコキシからなる群より選ばれる1〜3の置換基である); hは0〜6の整数であり; tは1〜6の整数であり; R27は水素またはC1-C6アルキルである); xは2〜4の整数であり; Y3は-N(R28)2、N-モルホリノ、N-ピペリジノ、N-ピロリジノ、およびN-イソインドリルからなる群より選ばれ(式中、R28はその度ごとに独立して、水素またはC1-C6アルキルである); R4は水素、-C(O)R10-、-C(O)-(CH2)q-X、およびS-Gからなる群より選ばれ;(式中、 R10は水素、C1-C4アルキル、フェニル、およびベンジルからなる群より選ばれ; qは0、1、または2であり; Xは、 【化9】からなる群より選ばれ;(式中、Vは結合、-CH2-、-O-、-S(O)r-、-NR21-、および-NC(O)R22-からなる群より選ばれ;(式中、rは0、1、または2であり;R21は水素、C1-C4アルキル、およびベンジルからなる群より選ばれ;R22は水素、-CF3、C1-C10アルキル、フェニル、およびベンジルからなる群より選ばれる); R11はその度ごとに独立して、水素、C1-C4アルキル、またはベンジルである); Gは、 【化10】からなる群より選ばれ;(式中、 wは1〜3の整数であり; R12は水素、C1-C6アルキル、-CH2CH2S(O)uCH3、およびベンジルからなる群より選ばれ(式中、uは0、1、または2である); R13は水素、ヒドロキシ、アミノ、C1-C6アルキル、N-メチルアミノ、N,N-ジメチルアミノ、-CO2R17、および-OC(O)R18からなる群より選ばれ;(式中、R17は水素、-CH2-O-C(O)C(CH3)3、C1-C4アルキル、ベンジル、またはジフェニルメチルであり;R18は水素、C1-C6アルキル、またはフェニルである); R14は独立して、水素、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、またはハロゲンからなる群より選ばれる1〜2の置換基であり; V1は-O-、-S-、および-NH-からなる群より選ばれ; V2は-N-および-CH-からなる群より選ばれ; V3は1つの結合および-C(O)-からなる群より選ばれ; V4は-O-、-S-、-NR19-、および-NC(O)R20からなる群より選ばれ;(式中、R19は水素、C1-C4アルキル、またはベンジルであり;R20は水素、-CF3、C1-C10アルキル、またはベンジルである); R15は水素、C1-C6アルキル、およびベンジルからなる群より選ばれ; R16は水素およびC1-C4アルキルからなる群より選ばれる]。
IPC (14件):
C07D209/48 ,  A61K 31/4035 ,  A61K 31/4439 ,  A61K 31/454 ,  A61P 1/02 ,  A61P 9/10 ,  A61P 11/00 ,  A61P 19/02 ,  A61P 25/00 ,  A61P 27/02 ,  A61P 29/00 ,  A61P 29/00 101 ,  A61P 35/00 ,  C07D401/12
FI (14件):
A61K 31/4035 ,  A61K 31/4439 ,  A61K 31/454 ,  A61P 1/02 ,  A61P 9/10 ,  A61P 11/00 ,  A61P 19/02 ,  A61P 25/00 ,  A61P 27/02 ,  A61P 29/00 ,  A61P 29/00 101 ,  A61P 35/00 ,  C07D401/12 ,  C07D209/48 Z
Fターム (33件):
4C063AA01 ,  4C063BB09 ,  4C063CC10 ,  4C063CC12 ,  4C063DD07 ,  4C063EE01 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086AA03 ,  4C086BC11 ,  4C086BC17 ,  4C086BC21 ,  4C086GA07 ,  4C086GA08 ,  4C086GA12 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA33 ,  4C086ZA45 ,  4C086ZA59 ,  4C086ZA67 ,  4C086ZA96 ,  4C086ZB11 ,  4C086ZB15 ,  4C086ZB26 ,  4C204BB01 ,  4C204CB04 ,  4C204DB30 ,  4C204EB03 ,  4C204FB15 ,  4C204FB24 ,  4C204GB01

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