特許
J-GLOBAL ID:200903047132377512

安全率計算装置および安全率計算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-302619
公開番号(公開出願番号):特開2008-121185
出願日: 2006年11月08日
公開日(公表日): 2008年05月29日
要約:
【課題】表層の地下水位を正確に求めることができ、安全率の精度が高い斜面の表層崩壊の安全率計算装置および計算方法を提供する。【解決手段】まず安全率計算装置は、表層データを複数の領域データに分割し、領域データごとの動水勾配を求め、水の流出方向を動水勾配の正負から求める。 この時、隣接する領域データ間で流出方向が交差する場合は、交差する領域の境界に沢を設ける。 次に、領域データごとに、動水勾配、水の流出方向および降雨量をもとにして水の流入量と流出量を求め、流入量と流出量をもとにして平均飽和度を求める。 ここで、平均飽和度が一定値より大きい場合は、平均飽和度と地下水位比の関係を示す近似式に平均飽和度を代入して領域データ内の地下水位を求め、一定値以下の場合は、地下水位を0とする。 最後に、求めた地下水位から領域データ内の安全率を求める。【選択図】図1
請求項(抜粋):
地形の表層の形状や物性を示すデータであり、複数の領域データに分割された表層データと、前記表層への降雨量を示すデータである降雨量データをもとにして、前記表層の崩壊の安全率を計算する安全率計算装置であって、 複数の前記領域データごとに、前記領域データ内の平均飽和度を算出する平均飽和度算出手段と、 複数の前記領域データごとに、前記平均飽和度が一定値より大きい場合は、平均飽和度と地下水位比の関係を示す近似式から、前記領域データ内の地下水位を求め、一定値以下の場合は前記領域データ内の地下水位が消失したものとみなす地下水位算出手段と、 複数の前記領域データごとに、前記地下水位から前記領域データ内の安全率を求める安全率算出手段と、 を有することを特徴とする斜面の表層の崩壊の安全率計算装置。
IPC (2件):
E02D 17/20 ,  E02D 1/00
FI (2件):
E02D17/20 106 ,  E02D1/00
Fターム (4件):
2D043AA07 ,  2D043BA10 ,  2D043EB06 ,  2D044EA07

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