特許
J-GLOBAL ID:200903047133087550

電磁研磨装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-351278
公開番号(公開出願番号):特開平9-174415
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】バレル研磨や永久磁石の回転による研磨など、回転機構による磨耗や保守の難点を解消し、装置の簡易化,小形化を図る。【解決手段】円筒形鉄心7の内壁面の溝に巻線を施した電磁石1〜6に三相交流電力を供給し、内部円筒形空胴部に回転磁界を発生させる。その空胴部に非磁性体の円筒形容器9を収容する。その容器9に液状の非磁性研磨材11を入れ、その中に磁性体小片10と被研磨物12を浸す。回転磁界によって磁性体小片10が回転するため研磨材11が勢いよく回流して被研磨物12を研磨するように構成した。
請求項(抜粋):
円筒形鉄心の内壁面に設けられた3相以上の交流電流の相数の整数倍の複数個の縦溝に捲線が施されて3相以上の交流電流が供給されたとき、前記円筒形鉄心の内部の円筒状空胴部に軸を中心とした回転磁界を生じさせる複数の電磁石と、前記円筒状空胴部の内壁面に接するように収容された非磁性体の円筒状の容器と、該容器の中に入れる液状の非磁性研磨材と、該容器の中に入れる多数の磁性体小片とが備えられ、前記容器に入れられた前記液状の非磁性研磨材の中に非磁性体の被研磨物と前記多数の磁性体小片が入れられ、前記複数の電磁石に交流電流が供給されたとき、前記容器内の磁性体小片が前記回転磁界に従って移動することにより前記非磁性研磨材に回転流が生じて前記被研磨物の表面が研磨されるように構成したことを特徴とする電磁研磨装置。

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