特許
J-GLOBAL ID:200903047143636960

導波路型光分岐素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-339210
公開番号(公開出願番号):特開平9-178967
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 分岐比の温度依存性が小さく、低PDL、波長無依存性、かつ、異なる分岐比を有する導波路型光分岐素子を提供する。【解決手段】 一方の入力ポート40から光を入力すると、その入力ポート側の導波路45では略偶モードのみが励起され、他方の入力ポート41から光を入力すると、その入力ポート側の導波路46では略奇モードのみが励起される。結合部47の入力側では偶モード或いは奇モードのみが存在するが、結合部47ではコア幅が緩やかに変化するため、偶奇モード間での結合はほとんど起こらない。特にコアとクラッドとの境界線Laがサイン関数或いはコサイン関数的に変化するような滑らかな構造とすることにより、偶奇モード間の結合を抑えることができ、不要モードの発生がほとんどない。
請求項(抜粋):
2つの入力ポート及び2つの出力ポートを有し、各入力ポートと各出力ポートとをそれぞれ導波路で接続すると共に両導波路を徐々に接近させて結合部を形成した導波路型光分岐素子において、上記入力ポートから上記結合部の出射端にかけては、一方の入力ポートから光を入力した場合には略偶モードのみを励起し、他方の入力ポートから光を入力した場合には略奇モードのみを励起する構造を有し、上記結合部から出力ポートにわたって導波路幅を非対称に変化させて分岐比を異ならせたことを特徴とする導波路型光分岐素子。
IPC (2件):
G02B 6/122 ,  G02F 1/313
FI (2件):
G02B 6/12 D ,  G02F 1/313

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