特許
J-GLOBAL ID:200903047147468662

非常制動補助機構付き真空ブレーキブースタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-578253
公開番号(公開出願番号):特表2003-531068
出願日: 2001年04月11日
公開日(公表日): 2003年10月21日
要約:
【要約】可動壁(14)によって互いに分離された真空室(16)及び作動室(18)と、可動壁(14)と作動的に連結されているハウジング(22)を備え且つ前記可動壁(14)に差圧を掛けるためブレーキブースタ(10)の入力要素(26)の変位量により作動室(18)への大気圧又は大気圧を超える圧力の供給を制御することのできる制御弁(20)と、を備えて構成された真空ブレーキブースタ(10)が開示されている。真空ブレーキブースタ(10)は、制御弁ハウジング(22)内部に軸方向に移動可能に配置されたセンサーディスク(30)と、作動方向と逆向きにセンサーディスク(30)に作用する力を、連結位置では制御弁ハウジング(22)に、そして連結解除位置では作動ピストン(28)を介して入力要素(26)に伝達する連結装置(66)とを有している。連結装置(66)は、作動方向と逆向きに作用する力を制御弁ハウジング(22)に伝達するための連結要素(70)と、軸方向に変位可能な作動要素(72)を備えている。連結装置(66)は、半径方向に可動で連結要素(70)の半径方向外側に配置されているデテント要素(74)を更に備えており、連結要素(70)には半径方向外側にデテント要素用のストッパ(70B)が設けられていて、連結位置では、作動方向と逆向きに作用する力が、連結要素(70)によってストッパ(70B)及びデテント要素(74)を介して、制御弁ハウジング(22)に伝達される。
請求項(抜粋):
ブレーキブースタにおいて、 可動壁(14)によって互いに分離された真空室(16)及び作動室(18)と、 前記可動壁(14)と作動的に連結されているハウジング(22)を備え、前記可動壁(14)に差圧を掛けるために、前記ブレーキブースタの入力要素(26)の変位量によって、前記作動室(18)への大気圧又は大気圧を超える圧力の供給を制御することのできる制御弁(20)と、 前記制御弁ハウジング(22)の内側に、軸方向に変位可能に配置されたセンサーディスク(30)と、 前記ブレーキブースタの作動方向と逆向きにセンサーディスク(30)に作用する力を、連結位置では制御弁ハウジング(22)に、そして連結解除位置では作動ピストン(28)を介して入力要素(26)に、伝達する連結装置(66)であり、且つ作動方向と逆向きに作用する力を制御弁ハウジング(22)に伝達するための連結要素(70)並びに軸方向に変位可能な作動要素(72)を備えている連結装置(66)と、を備えて構成され、 前記連結装置(66)は、半径方向に可動であり前記連結要素(70)の半径方向外側に配置されているデテント要素(74)を備え、前記連結要素(70)は、半径方向外側に前記デテント要素(74)用のストッパ(70B)を有しており、連結位置では、作動方向と逆向きに作用する力は、前記連結要素(70)により前記ストッパ(70B)及び前記デテント要素(74)を介して前記制御弁ハウジング(22)に伝達されることを特徴とするブレーキブースタ。
Fターム (5件):
3D048BB21 ,  3D048CC26 ,  3D048EE14 ,  3D048EE24 ,  3D048QQ08

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