特許
J-GLOBAL ID:200903047153010686

画像出力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-261185
公開番号(公開出願番号):特開平11-103388
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 文字と写真の混在した原稿を、写真部分についてメモリの量を増大させることなく、画質を低下させずに出力する。【解決手段】 文字と写真の混在した原稿をスキャナ10で読み込んで、多値の画像データとする。これを2値化処理部20で1画素ごとに2値化する。また多値化処理部30でn画素ごとに2n値化しnビットで表現する。そして、領域判別部40にてn画素ごとに文字部分と写真部分を判別し写真を示す領域の境界に画像データと識別可能な境界コードを合成部50において挿入する。かかる画像データをメモリ60を経由しつつ、2値多値変換部70で境界コードにより写真部分を識別し、位相制御処理部80で写真部分を多値データに復元してプロッタ90により出力する。これにより、写真部分についてメモリを増大させずに、画質を低下させずに出力することができる。
請求項(抜粋):
複数の画素の濃度データからなる多値の画像データをn画素を1つのブロックとして前記ブロック内の画素の前記濃度データから前記各ブロックごとに2n値の多値データを算出する多値化部と、前記2n値の多値データを、n画素ごとの2値データに変換する2値化部と、を有する多値化処理部と、前記多値の画像データを、1画素ごとに、1画素ごとの2値データに変換する2値化処理部と、前記多値の画像データから、前記各ブロックが、前記n画素ごとの2値データによる画像出力に適した部分に含まれるか、前記1画素ごとの2値データによる画像出力に適した部分に含まれるかを判別する領域判別部と、前記領域判別部の判別結果をもとに、前記n画素ごとの2値データと前記1画素ごとの2値データをブロックごとに選択して2値データ列を生成し、前記2値データ列における前記n画素ごとの2値データと前記1画素ごとの2値データの切り替わる境界に前記n画素ごとの2値データのブロックおよび前記1画素ごとの2値データのブロックから識別可能な境界コードを挿入する合成部と、前記境界コードが挿入された前記2値データ列の前記境界コードを識別し、前記境界コードが挿入された前記2値データ列から前記境界コードを削除し、前記n画素ごとの2値データを前記2n値の多値データに復元して2値多値データ列を生成する2値多値変換処理部と、前記2値多値データ列の前記2n値の多値データを多値の出力画像データに変換し、前記多値の出力画像データをn画素のデータに分割する位相制御処理部と、を備えたことを特徴とする画像出力装置。
IPC (4件):
H04N 1/40 ,  B41J 2/52 ,  G06T 5/00 ,  H04N 1/405
FI (5件):
H04N 1/40 F ,  B41J 3/00 A ,  G06F 15/68 320 A ,  H04N 1/40 B ,  H04N 1/40 103 B

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