特許
J-GLOBAL ID:200903047156652859
スパークプラグ用電極の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-184219
公開番号(公開出願番号):特開平7-037678
出願日: 1993年07月26日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】 中心電極或いは接地電極の熱伝導性および高温強度を向上することを可能にし、且つボイドの発生および成長を防止することを可能にする。【構成】 耐食性、耐熱性に優れたニッケル合金よりなるニッケルカップ11内に、金属元素若しくは金属間化合物が銅の母相から析出した状態で均一に分散して存在する熱伝導性に優れた銅合金よりなる銅軸12を封入する前工程において、銅軸12を真空で600°C以上750°C以下の温度範囲の熱処理温度で焼鈍するようにした。これにより、銅軸12内のボイドの発生および成長が抑えられ、且つ銅軸12のビッカース硬度が低下して、ニッケルカップ11と銅軸12との境界部分に隙間が発生しないようになりニッケル合金と銅合金との嵌合性が向上した。
請求項(抜粋):
ニッケルを主体とする耐食性に優れた耐食金属の内部に、銅との過飽和固溶体を形成する金属元素を含有し、且つ前記金属元素若しくは金属間化合物が前記銅の母相から析出した状態で均一に分散して存在する熱伝導性に優れた銅合金を塑性加工によって封入することによりスパークプラグ用電極を製造する製造方法であって、前記耐食金属内に封入される前工程で前記銅合金を、真空或いは非酸化性雰囲気で600°C以上750°C以下の温度範囲内で熱処理し、更に前記耐食金属内に前記銅合金を封入してなる複合成形体を、真空或いは非酸化性雰囲気で900°C以上960°C以下の温度範囲内で熱処理することを特徴とするスパークプラグ用電極の製造方法。
IPC (2件):
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