特許
J-GLOBAL ID:200903047157069855

酸化物超電導導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-101671
公開番号(公開出願番号):特開平6-309954
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、複数のテープ線材を集合化するに当たり、個々の線材に加わる磁場がテープ面に対して平行な配置となり、臨界電流密度が大きく低下することのない酸化物超電導導体を得ることにある。【構成】導体1は、例えば断面コ字形のFRPからなる補強材3の中に断面が扇形をした、例えばステンレスからなる5枚の長尺な基板4a、4b、4c、4d及び4eを介して複数の銀合金シース酸化物超電導テープ線材2を複数枚積層して集合化したもの21が複数格納されている。この場合、各超電導テープ線材2はそのテープ面が基板の面と平行になるように積層配置されている。基板4cは、その断面の一部の辺AB、CDが導体1に加わる漏れ磁場の方向(矢印8で示す)とほぼ平行になっており、基板4bと4dも基板4cとほぼ相似の断面形状となっているが、基板4aと4eは、これを補強材3の中に組み込んだとき片方の面が基板4b、4dの一方の面と平行になるような断面形状をしている。
請求項(抜粋):
酸化物超電導テープ線材の複数を集合化してなる酸化物超電導導体において、該導体に加わる外部磁場とほぼ平行な面を持つ複数の基板を組み込み、個々の超電導テープ線材を前記基板の面とほぼ平行に集合し、固定してなることを特徴とする酸化物超電導導体。
IPC (3件):
H01B 12/02 ZAA ,  H01F 7/22 ZAA ,  H01L 39/04 ZAA

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