特許
J-GLOBAL ID:200903047161887538

オブジェクト指向データ処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-270349
公開番号(公開出願番号):特開平6-119178
出願日: 1992年10月08日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】利用者自身によるオブジェクト間、クラス間、あるいは、クラスーオブジェクト間の関係の把握や、システム管理者など人手による安全管理などを必要とせず、システム開発の効率化と、維持費用の低減を可能とするオブジェクト指向データ処理システムを提供する。【構成】オブジェクトを保持・実行しているオブジェクト保持・実行装置1内のオブジェクト間、クラス間、あるいは、クラスーオブジェクト間の関係を関係記憶装置4に登録するとともに、オブジェクトを保持・実行するオブジェクト保持・実行装置1がオブジェクトのメソッドを実行中にオブジェクトのデータの更新を行ない、それによって何らかの関係の変化が生じた場合には、そのことを検出し、関係記憶装置4の内容を更新し、オブジェクトやクラスの作成者を含むシステムの利用者に現在のオブジェクトやクラス間の関係を表示する。
請求項(抜粋):
利用者にとって意味的にまとまりのあるデータと、それらのデータに対するメソッドと呼ばれる各種手続き群と一体化したオブジェクトと、データ項目あるいはデータ項目とメソッドなど共通の性質を有するオブジェクト集合の代表としてのオブジェクトであるクラスを要素として、識別可能で一意な識別子を持つこれらオブジェクトやクラスの間のメッセージ交換によりデータ処理を実現するオブジェクト指向データ処理システムであって、前記オブジェクトやクラスのデータとメソッドを保持して実行するオブジェクト保持・実行手段と、このオブジェクト保持・実行手段内のオブジェクト間、クラス間、クラスーオブジェクト間の関係を記憶する関係記憶手段と、前記オブジェクト、クラスの間の関係が前記オブジェクト保持・実行手段の実行中に変化したことを検出し、前記関係記憶手段の内容をそれに応じて更新する関係変化検出・更新手段と、前記関係記憶手段への関係の登録および前記関係変化検出・更新手段がオブジェクト、クラス間の関係の変化の検出を可能とするためのデータの登録を行なう登録手段と、この登録手段による登録を行なうためのデータ入力や前記関係記憶手段の内容の表示を行なう入出力手段とを具備したことを特徴とするオブジェクト指向データ処理システム。
IPC (2件):
G06F 9/44 330 ,  G06F 9/06 430

前のページに戻る