特許
J-GLOBAL ID:200903047164366067

内燃機関の燃料供給量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-267554
公開番号(公開出願番号):特開平7-119515
出願日: 1993年10月26日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関内での燃料の挙動を表すパラメータを用いた燃料挙動モデルに従って同内燃機関に噴射供給する燃料量を制御するにあたり、それらパラメータを内燃機関のその都度の状態に応じて動的に、しかも応答性よく修正して、同内燃機関への燃料供給量を常に適正に維持する。【構成】 内燃機関に噴射された燃料噴射量、内燃機関の運転条件として求められた空気量、及び内燃機関から検出された空燃比とこの空気量とから算出される同内燃機関への実供給燃料量(実燃料量)、がそれぞれ一次記憶される記憶手段と、この記憶された過去の燃料噴射量、過去の実燃料量、及び算出された現在の実燃料量に基づいて上記パラメータをリアルタイム修正するパラメータ修正手段とを具える。上記燃料挙動モデルに従って内燃機関に噴射供給する燃料量を制御する際には、この修正された最新のパラメータが用いられるようにする。
請求項(抜粋):
内燃機関への燃料噴射量を操作する燃料噴射弁と、内燃機関の運転条件を示す1乃至複数の要素についてこれを検出する運転条件検出手段と、内燃機関の排気ガスに基づいて同内燃機関の空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記検出される運転条件に対応して内燃機関の吸気系における燃料の挙動を表すパラメータがマップ化されたパラメータマップと、前記検出される運転条件と前記空燃比の目標値とに基づいて当該内燃機関に要求される燃料量を演算する要求燃料量演算手段と、この演算された要求燃料量と前記検出される運転条件に対応して前記パラメータマップから読み出されるパラメータとに基づき、同パラメータを用いた燃料の挙動モデルに従って、前記燃料噴射弁の操作量である燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出手段と、この算出された燃料噴射量が一次記憶される燃料噴射量記憶手段と、前記検出される運転条件が一次記憶される運転条件記憶手段と、この一次記憶された過去の運転条件と前記検出された空燃比とに基づき当該内燃機関に実際に供給された燃料量を算出する実燃料量算出手段と、この算出された実燃料量が一次記憶される実燃料量記憶手段と、同算出された実燃料量、及びこの実燃料量記憶手段に記憶された過去の実燃料量、及び前記燃料噴射量記憶手段に記憶された過去の燃料噴射量に基づき、前記パラメータマップにマップ化されているパラメータをリアルタイム修正するパラメータ修正手段と、を具えることを特徴とする内燃機関の燃料供給量制御装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-252833
  • 特開平1-216024
  • 特開平1-267332
全件表示

前のページに戻る