特許
J-GLOBAL ID:200903047172309595

内燃機関の冷却制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-143387
公開番号(公開出願番号):特開平10-317966
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関のオーバヒートなどの発生を未然に防ぎ、フェールセーフ機能を発揮することができる冷却制御装置を提供すること。【解決手段】 冷却水の流量を調整するバタフライ弁34bは、モータ31、クラッチ機構32、減速機構33によって回転され、エンジンを運転に最適な温度に冷却する。前記バタフライ弁34bは、リターンスプリング34eによって開弁方向に付勢されている。またバタフライ弁34bの回転角を検知する例えば角度センサ34gが備えられている。演算装置において、このエンコーダ34gからのデータと、冷却水の温度との関係から異常状態であると判断された場合には、クラッチ機構32が解放され、バタフライ弁34bは、自動的に開弁状態とされる。従って、エンジンがオーバーヒートに至るのを防止することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関内に形成された流体通路と熱交換機に形成された流体通路との間で冷却媒体の循環路を形成し、前記循環路中に冷却媒体を循環させることによって内燃機関において発生する熱を前記熱交換機によって放熱させるように構成した内燃機関の冷却制御装置であって、内燃機関の運転状態を検出する少なくとも1つの検知センサからの検出信号に応じて制御信号を発生する制御ユニットと、前記制御ユニットからの制御信号に基づいて、回転駆動されるモータと、前記モータの回転数を減速する減速機構と、前記減速機構より得られる回転駆動力により開閉動作し、前記内燃機関と熱交換機間の循環路における冷却媒体の流量を制御する流量制御弁と、前記流量制御弁を開弁方向に付勢するリターンスプリングと、前記内燃機関の異常検知出力を得た場合において、前記モータから流量制御弁に至る制御弁駆動系の結合を解除するクラッチ機構とを具備したことを特徴とする内燃機関の冷却制御装置。
IPC (3件):
F01P 7/16 501 ,  F01P 11/14 ,  F16K 31/06 310
FI (3件):
F01P 7/16 501 ,  F01P 11/14 C ,  F16K 31/06 310 A

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