特許
J-GLOBAL ID:200903047176804060
減衰力調整式油圧緩衝器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-268943
公開番号(公開出願番号):特開平5-079526
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 減衰力調整式油圧緩衝器において、ピストン速度が小さいときでも伸び側と縮み側とで異なる減衰力を発生させる。【構成】 ピストンに主油液通路6,7 および減衰力発生機構8,9 を設け、油液通路10と通路部材5とからなるバイパス通路に、オリフィス通路(小)14と伸び側減衰力発生機構23と縮み側で開く逆止弁24とを並列的に設け、さらにバイパス通路を開閉するためのオリフィス通路(大)12,(中)13を設ける。シャッタ16で、オリフィス通路12,13,14を閉じると、減衰力発生機構8,9 によるハード特性となる。シャッタ13を開くと、伸び側は減衰力発生機構23、縮み側はオリフィス通路13によるミディアム特性となる。オリフィス通路12および14を開くと、伸び側はオリフィス通路14、縮み側は逆止弁24が開いてオリフィス通路12によるソフト特性となる。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、前記シリンダ内に摺動可能に嵌装され該シリンダ内を2室に画成するピストンと、一端側が前記ピストンに連結され、他端側が前記シリンダから突出したピストンロッドと、前記ピストンに設けられ前記ピストンロッドの伸び行程および縮み行程で減衰力を発生させる第1の減衰力発生機構と、前記ピストンロッドに沿って設けられ前記2室を連通するバイパス通路と、伸び行程時には該バイパス通路内の油液の流動を制御して減衰力を発生させ、縮み行程時には該バイパス通路内の油液を抵抗なく流通させる第2の減衰力発生機構と、前記バイパス通路に前記第2の減衰力発生機構と直列に設けられた第1のオリフィスと、該第1のオリフィスを選択的に開閉する第1のシャッタと、前記バイパス通路に前記第2の減衰力発生機構と並列に設けられた第2のオリフィスと、該第2のオリフィスを選択的に開閉する第2のシャッタとを備えており、前記第2のオリフィスの流路面積が前記第1のオリフィスの流路面積よりも小さくなるようにしたことを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
IPC (2件):
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