特許
J-GLOBAL ID:200903047178491344

複列転がり軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-315102
公開番号(公開出願番号):特開平11-148513
出願日: 1997年11月17日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 適正な予圧付与を容易に行なうと共にスラスト荷重を支承自在で、ハウジングに対し、内輪、外輪の位置決めを図れ、しかも交換・修理の為のハウジング5から外輪4b、4bを取り外し容易な構造を実現する。【解決手段】 1対の外輪4b、4bの突き合わせ部に、これら各外輪4b、4bの内端面に形成した凹入段部17、17により、被固定側係止溝14aを設ける。この被固定側係止溝14aと、ハウジング5の内周面に形成した固定側係止溝15との間に、止め輪16を掛け渡す。
請求項(抜粋):
内周面に第一外輪軌道を有する第一外輪と外周面に第一内輪軌道を有する第一内輪と上記第一外輪軌道と第一内輪軌道との間に転動自在に設けた複数個の第一転動体とから成る第一転がり軸受と、内周面に第二外輪軌道を有する第二外輪と外周面に第二内輪軌道を有する第二内輪と上記第二外輪軌道と第二内輪軌道との間に転動自在に設けた複数個の第二転動体とから成る、上記第一転がり軸受とは独立した第二転がり軸受とを備え、上記第一外輪と第二外輪とをハウジングの内周面の軸方向に離隔した2箇所位置に内嵌固定し、上記第一内輪と第二内輪とを軸の外周面の軸方向に離隔した2箇所位置に外嵌固定した状態で使用する複列転がり軸受装置に於いて、上記第一、第二両外輪の互いに対向する端面の外周縁寄り部分と、上記第一、第二両内輪の互いに対向する端面の内周縁寄り部分とのうちの少なくとも一方の部分に、軸方向並びに径方向に凹入する凹入段部を全周に亙って形成すると共に、上記ハウジングの中間部内周面と上記軸の中間部外周面とのうちの少なくとも一方の周面に当該周面の全周に亙って形成した係止凹溝に止め輪を係止し、この止め輪と上記凹入段部との係合に基づき、上記第一、第二両転がり軸受の軸方向に亙る位置決めを図っている事を特徴とする複列転がり軸受装置。
IPC (5件):
F16C 19/38 ,  F16C 19/18 ,  F16C 23/06 ,  F16C 25/08 ,  F16C 35/067
FI (5件):
F16C 19/38 ,  F16C 19/18 ,  F16C 23/06 ,  F16C 25/08 Z ,  F16C 35/067

前のページに戻る