特許
J-GLOBAL ID:200903047180146441

高速回転型のターボ機械に用いられる圧縮機羽根車固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-266812
公開番号(公開出願番号):特開平11-148492
出願日: 1998年09月21日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機羽根車の確実でかつ再現可能な固定と、改善されたトルク伝達を得る。【解決手段】 ハブ6が、軸2の軸ジャーナル7を収容するための貫通孔8を備えており、該貫通孔の一部が、多角形状の基面10を備えたハブ円錐体9として形成されており、軸ジャーナル7が、ハブ円錐体9と協働する軸円錐体11を有しており、該軸円錐体が、ハブ円錐体9の基面10に対応する多角形状の基面12を有しており、ハブ円錐体9も軸円錐体11も、それぞれ平均直径23,24を有しており、該平均直径が、圧縮機羽根車4の質量重心14から軸方向の間隔25を置いて配置されており、該間隔が、最低でも前記平均直径の半分に相当しており、貫通孔8が、ハブ円錐体9の軸側で少なくとも部分的に、円筒状の孔16として形成されている。
請求項(抜粋):
高速回転型のターボ機械に用いられる圧縮機羽根車固定装置であって、軸(2)に固定された圧縮機羽根車(4)が、後壁(13)を備えたハブ(6)を有しており、該ハブ(6)に複数の回転羽根(5)が装備されており、さらに圧縮機羽根車(4)が、前記ハブ(6)の後壁(13)の圧縮機側に質量重心(14)を有しており、前記ハブ(6)が、前記軸(2)の軸ジャーナル(7)を収容するための中心の貫通孔(8)を備えており、該貫通孔(8)が、少なくとも部分的に、多角形状の基面(10)を備えたハブ円錐体(9)として形成されており、軸ジャーナル(7)が、前記ハブ円錐体(9)と協働する軸円錐体(11)を有しており、該軸円錐体(11)が、ハブ円錐体(9)の基面(10)に対応する多角形状の基面(12)を有している形式のものにおいて、a)前記ハブ円錐体(9)も前記軸円錐体(11)も、それぞれ所定の平均直径(23,24)を有しており、該平均直径(23,24)が、圧縮機羽根車(4)の質量重心(14)から軸方向の間隔(25)を置いて配置されており、該間隔(25)が、最低でも前記平均直径(23,24)の半分に相当しており、b)ハブ(6)に設けられた貫通孔(8)が、前記ハブ円錐体(9)の軸側で少なくとも部分的に、円筒状の孔(16)として形成されていることを特徴とする、高速回転型のターボ機械に用いられる圧縮機羽根車固定装置。

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