特許

J-GLOBAL ID：200903047183670109

ケーブル用導体及びその製造方法

発明者： 鈴岡 修三 ,  小笠原 力
出願人/特許権者： 吉野川電線株式会社
代理人 (1件)： 山下 穣平 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-107269
公開番号（公開出願番号）：特開平11-306866
出願日： 1998年04月17日
公開日（公表日）： 1999年11月05日
要約：

【要約】【課題】 一次導体を撚り合わせて製造されるケーブル用導体の均質性を向上させ、特に屈曲性を高めるために撚りピッチを小さくしても外周部一次導体の間からの中心部一次導体の部分的突出がなく屈曲耐久性が良好で電気的特性の均一性も良好なケーブル用導体を提供する。【解決手段】 軟銅線を複数撚り合わせてなる1本の中心部一次導体2とその周囲に配されたスズ含有銅合金またはその場金属繊維強化銅合金からなる銅合金線を複数撚り合わせてなる6本の外周部一次導体4とが撚り合わされている。中心部一次導体2を構成する軟銅線は外周部一次導体を構成する銅合金線より伸び率が5%以上大きい。

請求項（抜粋）：

中心部導体とその周囲に配された複数の外周部導体とが撚り合わされているケーブル用導体であって、前記外周部導体は銅合金線を用いてなり、前記中心部導体は軟銅線を用いてなることを特徴とする、ケーブル用導体。