特許
J-GLOBAL ID:200903047184498148

非破壊検査方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-312653
公開番号(公開出願番号):特開平9-152427
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 建物の外壁に張付けたタイル,モルタル等の探傷試験、さらには壁体を釘付けしている桟の位置等を測定する。【解決手段】 本発明が対象となる検査物は、その大部分がハンマー等で叩くと、音を発生する特性をもっている。この音は、例えばタイルの場合に、タイルの欠陥や割れ目の存在或いはタイルを外壁に装着している接着剤の劣化等に対応して変化するものである。そこで本発明は、基準となる標本S1を打叩部1で打叩し、標本S1からの音を集音して基準となる音の周波数データを基準音サンプリング部3で生成し、一方、検査対象物S2を打叩部1で打叩し、検査対象物S2からの音を集音して実測した音の周波数データを実測音サンプリング部4で生成し、これらの生成された基準音の周波数データと実測音の周波数データとを判別部6で比較し、検査対象物S2の形態を判定する。
請求項(抜粋):
基準音サンプリング処理と、実測音サンプリング処理と、判別処理とを行う非破壊検査方法であって、基準音サンプリング処理は、基準となる標本を打叩し、標本からの音を集音し周波数分析して基準となる音の周波数データを生成する処理であり、実測音サンプリング処理は、検査対象物を打叩し、該検査対象物からの音を集音し周波数分析して実測した音の周波数データを生成する処理であり、判別処理は、前記基準音の周波数データと前記実測音の周波数データとを比較し、検査対象物の形態を検査する処理であることを特徴とする非破壊検査方法。

前のページに戻る