特許
J-GLOBAL ID:200903047193527789

車両用空調装置の内外気制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-192930
公開番号(公開出願番号):特開平11-034638
出願日: 1997年07月17日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 車室外の空気が汚れているときに安価に素早く内気モードに切り換えることができ、さらに外気導入口から内気導入口へ外気の逆流を防止できる車両用空調装置の内外気切換制御装置を提供する。【解決手段】車室外の空気が清浄であるときに、ステップS511による判定結果が否のときは、逆流しない領域であるため、ステップS512に進んで、内外気モードを半内気モードとする。これにより、内外気切換ドア6は、中間位置に駆動される。一方、ステップS511にて、逆流領域であると判定されると、ステップS513に進んで、内外気モードを外気モードとする。
請求項(抜粋):
車室外空気の汚れ度合いを検出する汚れ度合い検出手段(10)と、車室内への空気通路をなす空調ケース(2)と、この空調ケース(2)内に車室内空気を取り入れるための内気導入口(3)と、前記空調ケース(2)内に前記車室外空気を取り入れるための外気導入口(4)と、これら内気導入口(3)と外気導入口(4)とから取り入れられる内気と外気との割合を切換調整する内外気切換部材(6)と、この内外気切換部材(6)を自動的に駆動制御する駆動制御手段(7、20)とを有し、前記駆動制御手段(7、20)は、前記汚れ度合検出手段(10)にて検出された汚れ度合いが所定値より大きくなると、前記外気導入口(4)を閉じて前記内気導入口(3)を開口するように前記内外気切換部材(6)を駆動することで内気モードに切り換えるように構成された車両用空調装置の内外気制御装置であって、前記外気導入口(4)からの車室外空気が、前記内気導入口(3)を通じて車室内に逆流するか否かを判定する逆流判定手段(S511)を有し、前記駆動制御手段(7、20)は、前記汚れ度合いが前記所定値より小さく、かつ前記逆流判定手段(S511)による判定結果が否のときは、前記外気導入口(4)および前記内気導入口(3)の双方を開口するように前記内外気切換部材(6)を中間位置に駆動することで半内気モードに切り換える半内気制御手段(S512)と、前記汚れ度合いが前記所定値より小さく、かつ前記逆流判定手段(S511)にて逆流すると判定されるときは、前記内外気切換部材(6)を駆動することで、前記外気導入口(4)を開口して前記内気導入口(3)を閉じる外気モードに切り換える外気制御手段(S513)とを有することを特徴とする車両用空調装置の内外気制御装置。

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