特許
J-GLOBAL ID:200903047213122349

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-191759
公開番号(公開出願番号):特開平5-033614
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 内燃機関のバルブタイミング制御装置において、筒状歯車の移動応答性を向上させると共に、装置の軸方向の長さを短尺化する。【構成】 スプロケット21とカムシャフト22との相対回動を筒状歯車28の軸方向の移動によって変換すると共に、該筒状歯車28を2経路の第1,第2油圧通路35,36から給排される油圧を介して移動させる駆動機構27を備えたバルブタイミング制御装置であって、筒状歯車28の内筒部位29a内周面に各油圧通路35,36の下流端42,46が適宜連通する第1受圧室33を設ける一方、各油圧通路35,36の上流側に夫々第1,第2切換電磁弁47,48を設けると共に、前記各下流端を第1受圧室33に対して軸方向へ互いに偏倚して配置した。
請求項(抜粋):
機関により駆動される回転体と、該回転体から伝達された回転力により吸気・排気バルブを開閉するカムを備えたカムシャフトと、前記回転体とカムシャフトとの間に介装されて、カムシャフト軸方向の移動に伴い該両者の相対回動位相を変換するピストンと、該ピストンを機関運転状態に応じて2経路の油圧通路から給排される油圧により軸方向へ移動させる駆動機構とを備えたバルブタイミング制御装置であって、前記ピストンの周面に前記各油圧通路の下流端が開口する受圧室を設ける一方、前記各油圧通路の上流側に夫々切換弁を設けると共に、前記各下流端を受圧室に対して軸方向へ互いに偏倚して配置したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。

前のページに戻る